自由彼女と束縛ユンギ

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『 くぅぅぅ！残業おしまい！ 』


JN「 おつかれ様、送ってくよ 」


『 あっ … と、途中まで、で大丈夫 』









はいはい、と言ってわらうオッパは

なんだかとてもかっこよかった





… 好きにはならないけど









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JN「 わっ、… 風強くない？ 」


『 寒いね … 風邪ひいちゃう、』


JN「 … A 」


『 んー？ 』









少し先を歩いていた私は
オッパの方に振り返る





すると恥ずかしそうに
自らの右手を差し出すオッパ









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JN「 久しぶりに、手繋ごうよ 」


『 なっ、』


JN「 … だめ？ 」









その甘えた顔で！！高身長で！！

私の顔を覗かないで！！イケメン！！

この野郎！！！ ( (





甘えてしまおうかと思ったけれど

やっぱり頭に浮かぶのはゆんぎだった









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『 わたしには、ゆんぎがいるから 』


JN「 俺はAの手温めてあげたいだけ 」


『 ゆんぎが嫌がるから 』









男との連絡や会話さえ許さないゆんぎが

元彼、更に初恋のオッパと何かをする、


ということは絶対に許されることじゃない









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JN「 … ゆんぎが嫌がる、かあ 」


『 え、なに 』


JN「 じゃあAはどう思うの？ 」


『 … なにを 』









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JN「 俺と手繋ぐこと 。ゆんぎは無しでね 」









もしかしてわたし、


ゆんぎがだめって言うから


オッパと距離を置いていた、？









考えると怖かった





ゆんぎに囚われているだけで


本当は …









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オッパの手を取れるかもしれないということが 。









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