自由彼女と束縛ユンギ

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「 ごめんな 」


『 え？ 』









ベッドの中で抱きしめられながら
ゆんぎが私に言う





何言ってんの

謝んなきゃいけないのは私の方なのに …









「 重い男、嫌いか？ 」


『 … 好きだよ 』


「 束縛されて、うんざり？ 」


『 ゆんぎだからいいよ 』


「 俺から離れないよな 」


『 あたりまえでしょ 』









不安だったことを確認できて安心したのか
抱きしめる力が強くなった





ネガティブで不安なゆんぎだからこそ

毒舌で重くて束縛してしまう





でも私はそれにとても " 愛 " を感じる





ゆんぎの彼女なんだって。

ゆんぎの特別なんだって。









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『 私はゆんぎが重いほど、たくさん愛されてるなって、幸せになれるよ？ 』


「 俺もお前のこと好きすぎて、幸せ 」









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「 体調はどう？ 」


『 けっこう楽になった 』


「 なんか食う？ 」


『 んー、プリン食べたい、冷蔵庫にないっけ？ 』


「 お前食べたいかなーって 」


『 え？ 』


「 買ってきたよ、プッチンプリン 」









そう言ってガサゴソとコンビニの袋から
プッチンプリンを２つ出す





食べたかったもの買ってきてくれてて
ほんとうに感動した ……









『 えっすき、ゆんぎだいすき…… 』


「 うるせえおかすぞ 」


『 いいよ 』


「 は？ 」


『 えっシよーよ。シたいなあ？ 』









今はできないから、
わざと煽るようなことを言ってみる









「 おい、見んなっ …… あ、」


『 あっ元気になっちゃった 』


「 口でして 」


『 やだよ 』









そう言って １人でしてくる、

なんて言ってゆんぎはトイレに行ってしまった









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女の子の日は
ゆんぎが優しいんです


素直なんです









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