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貴「こんな端っこにあんの…」
3階の本当に端の端。
宮舘先生がいるであろう、部屋のドアをノックする。
“コンコン”
舘「はい。」
貴「失礼します…。あの、日誌を…」
舘「あ、持ってきてくれたんだ。ありがとうね。」
古典資料室と記された部屋の中とは思えないほど、
綺麗に整えられていた。
部屋中に広がる薔薇の香りに、机に飾られた
一輪の薔薇。
初めてきた部屋のはずなのに、なんだか
落ち着いてしまう。
舘「愛崎さん?大丈夫?」
貴「あ、はい。すみません…」
舘「なんかあったの?朝からずっとそんな
調子みたいだけど。」
貴「ちょっと3年生になって気持ちが
高揚してるだけです。
すみません、失礼します…!」
この気持ち一体なんなんだろう…
その場から離れてきたくせに先生のことが
気になって仕方がない。
とりあえず今は先生のことは忘れよう。
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みづき(プロフ) - ぽんさん» すみません、大変失礼致しました。 (2020年12月15日 20時) (レス) id: 9ce3e526a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みづき | 作成日時:2020年12月15日 19時