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宮舘side
普段なら放課後、すぐに日誌がくるんだけど、
今日は届く気配がない。
昨日はラウールだったから
今日はAのはず。
テスト前で焦ってたから忘れちゃったかな?
彼女のことだからきっと書き終えて
教室に置いて帰ってしまったのだろう、
そう思って教室に行くと、まだ灯りが
ついていた上、男女の声が。
教室を覗くとそこにいたのは、
向かい合って座っていた阿部とAだった。
どうやら物理学の勉強を教えてもらっているようだが、
いくらなんでも距離が近すぎないか?
Aも上手く解けて嬉しそうにしてるし。
いやいや、何を考えてるんだ、俺は…
嫉妬…?俺が嫉妬なんてあるわけない。
とりあえず、声をかけとかないと。
舘「あの、愛崎さん?」
貴「はっ…宮舘先生…!」
舘「あとで日誌、持ってきてね?」
そう伝えると心底驚いた顔をしたA。
すぐ持ってくるとのことだった。
この場にいてもたってもいられず、
俺はすぐに史料室に戻った。
俺は、心底彼女に
惚れ込んでしまっているようだ…
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みづき(プロフ) - ぽんさん» すみません、大変失礼致しました。 (2020年12月15日 20時) (レス) id: 9ce3e526a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みづき | 作成日時:2020年12月15日 19時