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早いもので、3年生になって1ヶ月が経とうと
したころ。
春季大運動会に向け、練習が始まっていた。
照「よし、今日は入場の練習と各ブロックの
学年種目の練習をする。しっかりやるように。」
体育科の岩本先生の言葉を合図に練習開始。
ただ、今日は月に一度のあの週間がきてるせいか、
少し立ちくらみがする。
美「A、顔色悪いけど大丈夫?」
貴「うん、大丈夫…ありがとう。」
美「無理しないようにね。」
貴「うん。」
今朝、貧血の薬を飲んでくるのを忘れてしまい、
いつになく体調が悪い。
音楽がかかり始め、入場の練習がスタート。
3年生を筆頭に、グラウンドを1周
行進していく。
照「おい、もっと腕を振れ!」
だんだんと岩本先生の言葉も遠くに感じていく。
放送席に近くなった頃。私は倒れ込んだ。
“バタッ“
美「A!!」
貴「はぁ…はぁ…」
倒れたところに一番に走ってきたのは、美優。
舘「愛崎さん!しっかり!」
照「おい、愛崎!大丈夫か!」
すぐにきてくれたのは宮舘先生と岩本先生だった。
舘「照、保健室連れて行ってくる。」
照「今日、山内先生出張でいないから
鍵、預かってるからこれで入って。」
舘「ありがとう。」
鍵を受けとったあと、宮舘先生は
私を横抱き、いわゆるお姫様抱っこをして
保健室へと歩き始めた。
突然のシチュエーションに黄色い声も上がる。
私、何やってるんだろ…迷惑かけてばかりだ…
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みづき(プロフ) - ぽんさん» すみません、大変失礼致しました。 (2020年12月15日 20時) (レス) id: 9ce3e526a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みづき | 作成日時:2020年12月15日 19時