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A



ちらっと見ると

目を丸くして驚いている彼らがいた

思わず2度見した

だんだん面白くなってきた




「I am totally ready. Bring it!BTS.」
(準備は出来てるわ。かかってこいっ!BTS)

挑発するように言う


そんな私に楽しそうに

PD「We'll be glad to take you on.」
(喜んで受けて立とう)

私の挑発に乗った






曲が流れた

前のモニターに歌詞と音程が流れる

それに合わせて歌う









いや、カラオケか!



でも、懐かしい

昔は、アメリカの実家にいた時は

クリスマスや年越し、誕生日、、、

パーティーが開かれる時は

歌とダンスは欠かせなかった

特におじさんは気合いが入っていたから

パーティー前は特におじが来る前は

必ずと言っていいほど

様々なジャンルの曲を聞き返して練習したものだ

母の世代、、、おばあちゃんの世代もか、

いわゆる懐メロと言われる曲から最新曲までなんでもだ

あ、今年も準備しとかなきゃ









これでおしまいだよ

と言う言葉にホッと息をつき、

ドアを開けた

PDの感心した声と共に褒めたたえる言葉が降り注いだ

気に入ってもらえて良かった



たぶん

私は何かの試験に受かったらしい

胸を撫で下ろした





みんなが感心したように

嬉しそうに微笑む中

えっと、RM?だっけ、、、が

申し訳なさそうな顔をして謝るもんだから

それを制止した


確かにカチンときた

でも、あれは意見だ、悪口に近かったけど、

今はこうして、私に曲を任せたいと言ってくれている

だから今みたいに気をつかう関係では無く

対等な立場でいたい

なんでも意見を言い合える仲に、

じっくり話し合って曲を制作したいんだ

まぁそれが私のポリシーみたいなもの





素直に言った

それでもまだしょんぼりしたままの彼らに

A「Um...So,Anyway give me a hug and make everything be forgotten in the past.」
(えっと、、、そうね、とにかくハグして過去の事は全て水に流しましょ)

そう言って無邪気な笑顔を浮かべた

やれやれと言うように微笑みながら顔を横に振り

腕を横に広げて

少し屈んでくれた

私は1歩前に出て彼の胴に腕を回す

彼もそっと腕を回した

身体を密着させないのは

きっと、彼はハグ文化のない国の紳士だから

女性への配慮



他のメンバーにもハグをして回った

We are friends〜(私たちは友達よ〜)

歌うように冗談っぽく言いながら

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作者名:むみょん | 作成日時:2019年8月6日 0時

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