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NJ




「you can do it」

に続くように

i can do it〜

と歌声が飛び込んできた、

あれ?ラップじゃない、?



彼女の声だ

but I'm only human
(でも私はただの人間だから)
and I bleed when I fall down
(転んだら血は出るし)
I'm only human
(私はただの人間だから)
and I crash and I break down
(壁にぶつかれば、落ち込むし)
your wards in my head, knives in my heart
(あなたの言葉が頭から離れない、ナイフのように私の心に刺さるの)
you build me up and then I fall apart
(私のことを褒めて、突き落とすんだ)
couse I'm only human
(だって私はただの人間だから)




頭皮がざわざわして

鳥肌が立った


圧巻だった

歌唱力

表現力

全てが



心を震わせるものがあった

初めて聴いた曲だったが

彼女が歌うせいか、

歌詞の内容のせいか、

涙が出そうになった



歌詞の意味が心に突き刺さった



きっと俺らのことを言ってる

さっきつい言ってしまったことを

言葉がわからなくても

視線、ニュアンス、表情、口調、場の雰囲気

そういうのでなんとなく

気づいてしまうものだ

女性ならなおさらかも

女の勘的な?





罪悪感で押しつぶされそうになった

自分が嫌な先輩になってる気がした

こうはなりたくないって思ってた人に




練習生の時は

お前なんかデビューできるはずがないと

嘲笑うかのように笑われ



デビューしても

売れるはずがないと言われた

所詮アイドルだと



アイドルは

ペンや番組のプロデューサーに愛想を振りまいて入ればいいと

お遊びだと

歌は歌手には敵わない

ダンスはダンサーには勝てないと



見てすらくれなかった

実力を努力を頑張りを


その時の悔しさ、辛さ、

くじけかけたこと

絶対に見返してやるとヒョンと誓ったこと

過去の懐かしい記憶がどっと押し寄せた



天狗になってたんだ

売れたからって

当たり前のように1位を取れていたから

口先ではアミたちや事務所のスタッフのおかげって言っていたけど

本当に心から思っている"つもり"だった

初心の頃の気持ちを忘れていないつもりだったけど

改めて自覚した





YG「うわ、マジか、、、」

そのささやくような独り言が聞こえ

周りを見渡すと

メンバー全員Aの歌声に引き込まれていた



そんな俺らを見てPDはドヤ顔をかましてきた

でも、俺らのあほ面にとうとう吹き出した




−−−−−−−−−−−−
Christina Perri さんのHumanです

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作者名:むみょん | 作成日時:2019年8月6日 0時

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