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JK
ドアが開き、みんな一斉に立ちAを歓迎した
ドアから遠慮がちに入ってきたAの肌は
ひどく青白く見えた
首と顔しか見えてないけど、、、
ダボッとした服に身を包んでいて、
あれ?こんなに小柄だったっけ?
昨日よりも幼く見える
PDと握手しようとしたとこ見た!?
可愛すぎだよね、もはや罪レベル
萌え袖サイコー
バックハグするみたいにAのBDが袖をまくったのにはもやもやしたが、
雪のように白く、すらりとした指が見え
触れたくてたまらなくなった
どちらかというとクールなイメージだったが、
今はヒールを履いていないから小さくて、
たぶんノーメイクだから優しくずっと幼く見えて、
ギャップ萌え
そんな中、赤ちゃんみたいに頑張って韓国語で挨拶するA
もー、ダメだって
もはや殺しにかかってるよ、
ドキドキ、キュンキュンしすぎて過労で心臓がショート寸前
ヒョン一人一人に丁寧に挨拶していく
俺の番が来るまで永遠のように長く感じた
俺の前に立つAはやっぱり華奢で
Aの優しい香りが俺の鼻をくすぐった
俺の両腕で抱き寄せたらどんな感じだろう、
散らばった理性をかき集めて
伸ばそうとした腕にストップをかけた
自己紹介を済ませ手を出す
その手を握り返すために彼女の綺麗な手が触れた
パチっと静電気のようなものが走るのを感じ、
思わず離した
最近この感覚によく襲われる
BDに連れ去られるようにして席に向かったAの後ろ姿を見て後悔した
手の触感をたしかめておけばよかった、、、
なんでこう、上手く行かないんだろ
俺も席についた
Aを目で追う
みんなそんな素振り見せないが
チラチラとAの様子を伺ってるんだ
ああ、笑っている
かわいい
ほら、女マネだって彼女の笑顔にやられてる
顔を真っ赤にして、もごもごと
笑顔ごちそうさまです
ってよくわからないこと言ってるけど
追い打ちをかけるように
とびきりの笑顔を向けるから
もうこっちが居ても立っても居られない、
女マネも悶絶してる
あー、走って逃げた
彼女を目の前にするとそうなるよね、
うんうん、
痛い程分かる
Aを眺めるのを再開した
ドリンクを手に持ち
耳に髪をかける
ストローを口に運ぶ
その唇に吸い寄せられた
艶めかしい
すぐに俺のアソコが反応した
クソっ
よからぬ方向に行く妄想
から逃れるように
話に集中しようと努力した
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作者名:むみょん | 作成日時:2019年8月6日 0時