女装コンテスト�� ページ49
「ねえ、諦めてよ」
さっきから部屋の隅で壁にもたれかかって頑なに動こうとしないロー。
腕を引っ張ってみるも効果なし。
LW「死んだほうがマシだ」
「そんな大袈裟な…」
まあでも嫌なら無理強いするのも良くないよね。
「無理ならいいよ、ナミには私から言うから」
賞金もらえる確率減るけど。
ローから離れようとしたら手を掴まれた。
「なに？」
LW「…でもお前が言う事聞くってのは悪くねェ」
「何がしたいの」
首をかしげてそう聞くと目を逸らして腕を組むロー。
眉間にシワ…
「なるほど、迷ってるわけね」
そう言うとため息をついた。
LW「ここで女装したら後悔する…けどお前がアイツらの言う事聞いてる所を見てるだけなのも気にくわねェ」
「わがままか」
そんなやり取りをしてるとローの頭に紙コップが突撃。
NM「何してんのアンタ達！早く準備しなさい！」
「んナミすわん…」
厳しすぎ。
ていうか、みんな準備終わったらしい。
US「諦めろトラ男、あのナミは止められねェ」
LW「おい、やめろ。鼻屋」
US「その呼び方をやめろ！」
ウソップに連れて行かれるロー。
ナミが鬼に見える。
…私は何も見てないことにしよう。
ローを庇ったら私も怒られそうだし。
NM「いい？アンタ達。賞金持って帰らなかったらただじゃ置かないからね！」
LF「歩きにくいなー」
AC「死にたい…」
生きて。
ナミに脅されステージに出て行くみんな。
私たちは観客席へ移動。
「本格的だね」
NM「大丈夫よ、アイツら顔だけは良いから」
US「地味に貶すなよ…」
見た目を競うらしい。
審査員はほぼオカマ。
…サンジ大丈夫かな？
「…やっぱ、みんな顔良いから私より可愛くない？死にたくなるわ」
NM「アンタのほうが可愛いわ」
「んナミすわん！！」
結婚した。(違う
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作者名：ちいず 。 | 作成日時：2020年8月21日 23時
