【番外編】スクールライフ�� ページ41
5、6時間目もほぼ寝ながら過ごした。
「じゃあまたあとで」
NM「どこ行くのよ」
「ローのとこ…」
VV「大忙しね」
ルフィに「トラ男も誘ってくれよ！」と言われ渋々ローを探す。
玄関で待つだけだけど。
眠たい目を擦りながら長い廊下を歩く。
「ん…なにあれ」
パッと視界に入ったエースとサボ。
男子3人と睨み合って…
「ねえ、あれどうしたの？」
その光景を遠くから見る生徒たちにそう聞くけど分からないらしい。
AC「テメェ…もう一回言ってみろ」
男「何度でも言ってやるよ。あの女はクズだ」
「ねえ、どうしたの」
そう言いながら喧嘩に割り込む。
SB「A…！」
「なにして…うわっ」
私を見て驚いた顔をしたサボ。
私の腕を引いて抱きしめた。
首絞まる。
男A「よぉ、クズ女」
「…どちらさま？」
チャラチャラした格好。
確か、うちの学年のちょっとした問題児たち。
知ってるけど知りません誰ですか。
男A「俺の顔を忘れたかァ？」
「…んー。あー、この前ビビに言い寄ってた奴」
サボの腕を掴んで引っ張る。
首絞まってるからね！
男A「テメェが邪魔したせいでビビは俺を避けるようになったじゃねェか！！」
そんな事言われても困る。
そもそもビビに釣り合える男になってからにして。
AC「汚ねェ顔近づけてんじゃねェよ」
「それは悪口だよ」
この人たちも生きてるんだから…
男B「テメェみてェな男たらし生きる価値もねェ」
男C「仲良く友達ごっこか？何人と付き合ってんだ」
もしかしなくとも喧嘩の原因私だった。
被害者だけど。
SB「良い加減にしろよ」
AC「死にてェらしいな」
私の腕を後ろ引いて背中に隠したエース。
もし少女漫画ならここでキュンとくるんだろうけど私は違った。
"退学"の2文字が頭に過ぎる。
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作者名：ちいず 。 | 作成日時：2020年8月21日 23時
