無人島の漂流記⑤ (ページ36)

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男の会話② ページ36

AC「Aの好きなタイプって…何だろな」

SB「赤髪のシャンクスじゃねェか」

LF「シャンクスはいい奴だぞ」

ルフィの語彙力の無さって酷いよね。
だいたい良い奴。

ZR「アイツ分かりにくいからな」

すごく見られてる気がする。
私の話から離れて…

LW「気になるなら聞けばいいだろ」

AC「馬鹿野郎、簡単に聞けたら苦労しねェよ」

SB「どうせ、シャンクスが好き…って言うよな」

図星すぎて怖い。

SN「そこがAちゃんの可愛さでもある」

LF「俺もシャンクス好きだ！」

SN「だが…許せん！！」

ルフィだけ話ズレてない？
見なくても分かる…サンジ燃えてる。

AC「昔は俺が行かなくても来たのに…」

SB「エースにべったりだったな」

AC「今じゃ呼んでも無視だぜ」

無視した記憶ないけど。
た、たぶん。

SN「子供のAちゃんも可愛いんだろうな…」

なんかやめてほしい。
想像しないで…

LF「当たり前だ！」

さっきからツッコミたい所が多すぎてソワソワする。
起きたい…もう黙ってられない。

SB「今のAはたまに色っぽいよな」

起き上がろうと決心した瞬間、そんな声が聞こえてやめた。

ZR「そうか？」

SB「まず、服が胸元開きすぎだろ。下も短いし…」

LW「服の問題か」

これからは長袖長ズボンで過ごそうと思う。

AC「たまに見せる笑顔も良いよな」

SN「分かるぜ…！」

LF「いつもあんな感じだろ？」

ルフィの言葉に聞き捨てならんと喚き出す兄達。
いいよ、もう…何も言わなくて。

これ以上何も話させるわけにもいかないので目を開けた。

「…あのぉ」

立ち上がって控えめに手をあげる。

ZR「起きたのか？」

SN「おはようAちゃん」

みんなの目線が私に集まる。
どうしよう、聞いてないふりする？

「ごめん、起きてた」

やっぱり無理。