デレキノコ�� ページ19
ローも無事戻ってきてご飯タイム。
「サンジの料理は美味しいね」
SN「Aちゃん…君はなんて可愛らしいんだ」
隣に座るサンジを見上げてそう言うと鼻血を出した。
LF「A、これもうまいぞ！」
そう言われて反対側を見るとルフィが口の中に肉団子を突っ込んでくる。
「むぐ…っおいしい！」
LF「だろ！？」
それに嬉しそうに笑うルフィが可愛い。
食べちゃいたい。
「ルフィかわいい〜〜！」
LF「うおっ！？なんだよ、抱きつくな！」
「そんな事言わないでマイブラザー！」
ルフィに抱きついて全力でスリスリする。
こんな可愛い生き物他にいないわ。
AC「アイツら近づけるとやばいな」
SB「何するか分からねェ」
そんな光景を見ながらそう呟く兄たち。
「えへ、嫉妬？」
首を傾げてそう聞くと顔を赤くするふたり。
AC「…ッば、やめろその顔…」
SB「襲うぞ馬鹿野郎」
照れるエースと真顔のサボにそう言われる。
「ふふ、みんなといれて幸せだなあ」
だんだん眠くなってきてゴツンと頭を机にぶつけた。
…地味に痛い。
「いつもね、ベタベタしてくるの嫌いじゃないよ」
そのまま瞼を閉じて話す。
「みんなが私の事好きでいてくれるの嬉しいよ」
そんな話をしていると本当に寝そうになる。
なんか、気分悪い。
「ハグもちゅーも全部…」
そこまで言った瞬間、頭がスッと晴れる感覚になった。
「何言ってんの私」
眠気が覚めると同時にさっきまでしてた事や言った言葉が頭の中に走る。
「…やだ、死にたい」
そしてもう一度机に頭をぶつけた。
SB「も、戻ったのか？」
AC「うわあ、いいとこで…」
恥ずかしくて上げられない顔。
サボとエースの声が耳に響いて泣きそう。
SN「Aちゃん、大丈夫？」
「大丈夫じゃない。精神的に…」
無理。誰か私を殴り倒して…
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作者名：ちいず 。 | 作成日時：2020年8月21日 23時
