無人島の漂流記⑤ (ページ17)

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デレキノコ② ページ17

AC「あー、確か"デレキノコ"って名前の食べた人間がデレデレになるキノコ」

なにそのネーミングセンスゼロのキノコ。
じゃあ、私今デレデレ女って事？

「なんか、すごくやだ」

SN「ごめんAちゃん」

「あ、いや…怒ってないんだけどね」

だからさっきから変に愛おしく感じたりきゅんきゅんしたり…おかしくなってたのね。

LW「副作用はないのか」

そう言って私の頭に手を置くロー。

AC「ああ、確か…」

____LF『このキノコにしよう！』

____オバ『ああ、このキノコは…』

____SN『デレデレになったAちゃん早く見たい！』

____LF『楽しみだな！！』

____オバ『…けどいいかい？』

____LF『おう！！』

AC「…って言ってた」

どうやらまたおばちゃんの話を遮ったらしい。
一番大事なとこ！！！

「わああん、ローぉ」

ローに抱きついてさりげなく匂いを嗅ぐ。
いい匂い…(変態

LW「やめろ…っ！」

「なによいつもは自分から引っ付くくせに」

ぎゅうっと強く抱きしめてローの体に顔を押し付ける。

ちらっとローを見ると顔を真っ赤にしてた。

「ふふ、かわいい」

LW「麦わら屋！」

椅子に座る私を抱き上げてルフィに渡したロー。
なんで…

LW「俺は風呂に入る」

「さっき入ったじゃん」

LW「…！？うるせェ」

かわいいな、照れちゃって…！
焦ってる姿が特にかわいい。すき。

慌ててリビングから出て行ったローと入れ替わりで入ってきたゾロ。

ZR「トラ男のやつどうしたんだ？」

「ゾロ！」

上半身裸のゾロに飛びつく。
ちゃんと受け止めてくれるところ好き。

ZR「？？」

AC「あーソイツ今変なキノコ食ってさ…」

戸惑うゾロに説明し始めたエース。
いや、食べさせたのアンタたちだから…！

ZR「だからトラ男の顔が赤かったのか」

「ローかわいいよね」

優しく頭を撫でてくれるゾロ。
本当に好き。