３２５．スイッチ ページ39
「それから鬼は日の光を浴びるか、この特殊な刀で首を切るほか倒す方法はありません。」
「、、、、そうか、なら俺が援護する。お前は間合いまで入り込み首を落とせ。」
「わかりました。」
私たちはアイコンタクトを取ると一斉に行動を起こした。
私は正面から鬼の懐をめがけて走り出す。
鬼の意識が私に向く。
私は鬼の腕を切り落とした。
しかし鬼は即座にその腕を再生させた。
が、再生した腕は後ろから飛んできた宇随さんのクナイによって弾き飛ばされ
首ががら空きになった。
そこめがけて刀を振るう瞬間
「馬鹿が！！！」そう歪んだ笑顔を浮かべた鬼の横っ腹から
新たな腕が私めがけて伸びてきた。
目の前に、視界いっぱいに腕が差し迫った。
その瞬間
「スイッチ！！！」
私は肺いっぱいに吸い込んだ空気を言葉にして吐き出し、
自らの日輪刀を空中へと放り投げた。
私の不可解な行動に鬼は一瞬警戒して身を固めた。
それがこの鬼の命とりだった。
その言葉と共に私の手にはクナイが、
そして上空に投げられた日輪刀の元には宇随さんが
次の瞬間には鬼の首は地面へ転がり、
身体はクズクズと崩れていった。
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さきた(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます！ゆっくり更新ですが気長にお付き合いくださるとうれしいです。 (3月1日 21時) (
レス) id: 60f14c4ce3 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 面白すぎです。更新頑張ってください (2月26日 22時) (レス) @page44 id: 45c23c9df8 (このIDを非表示/違反報告)
黒糖 - 今まで見た中で一番好きな作品です！次の更新楽しみに待ってます！ (6月22日 3時) (レス) id: e56bcdd9cf (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです! (2023年2月5日 18時) (レス) @page42 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - また更新楽しみにしてます (2023年1月22日 23時) (レス) @page41 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さきた | 作成日時：2021年7月22日 23時
