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32.白無垢 ページ32
A「ねぇ鶯…?私、本当に似合ってる?」
俯いて表情の見えないまま主が問いかけた。
鶯丸「あぁ。今まで見てきたどんな娘より美しいよ…。相手も君の美しさに驚くだろうな。」
A「気に入った?」
鶯丸「あぁ。きっと相手の男も気に入る。」
A「……本当…?嘘じゃ……ない?」
鶯丸「主に嘘なんてつかないさ。」
A「………それなら、私のこと貰ってよ。」
鶯丸「……なっ…//!」
主は何を……っ…
A「……私、鶯になら貰われてもいいなぁって思ったの。」
鶯丸「……っ…、主……。」
畳に次々と雫が落ちていった。
泣いてる…のか?
A「__なんてね…。冗談冗談っ!今のは忘れてくださいね…!」
無理に明るい声で主は言い、部屋を出て行った。
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