10 ページ10
・
「いただきまーす」
シン…とした部屋で
自分の、食べる音だけが響く
「…テレビつけよ」
静かすぎるわ……
そう思い
電源を入れると
流れたのは、たくさんのお笑い芸人が出てるバラエティー番組。
あ、この芸人好き!
「ふっ、」
「ふははっ!!!(笑)」
芸人たちのおもしろいトークに
思わず、爆笑。
さっきとは違い
あたしの笑い声と、テレビの音が響き渡り
若干賑やかになった部屋。
「なになに、すげー楽しそうじゃん(笑)」
「……?!」
突然の背後からの声に、
ビクッ!!と後ろを振り向くと
「……んも〜!!!裕翔!ビックリさせないでよ」
裕「ふはは!ごめんごめん」
そこにいたのは、爽やかな笑顔で笑う
幼馴染み。裕翔の姿
裕「でも俺、一応入ってくる時おじゃましまーすって言ったからな?」
「えっ、嘘!」
裕「テレビに夢中で気づいてなかったけどー(笑)」
そう言った彼。
すると手に持っていたお皿を
はいっとテーブルに置く
「え!これって!」
裕「かーちゃんが、唐揚げ。余ったからAちゃんにーってさ」
「やったあ!おばさんの唐揚げ好きなんだよね〜!ありがと」
…ん〜〜!おいし〜〜!!
さっそく、1つつまんでパクッと食べたあたし
その姿を見て
裕翔が、優しい目でふっと笑った
裕「あれ、雄也は?」
「あー、なんか用事ーって出掛けた」
裕「ふーん。」
だから、寂しく1人で食ってんのねー、と
彼が、椅子を引き
あたしのテーブルの向かいに座った
・
2456人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うさぎ - つづきみたいです! (2018年3月11日 21時) (レス) id: 9f1c7fd318 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - はっっっ! 終わり!? 続きが見たいです! (2017年11月11日 17時) (レス) id: 4b09fffb06 (このIDを非表示/違反報告)
岡本 彼女(プロフ) - は?え?終わりと? (2017年9月9日 22時) (レス) id: d9c22ccede (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ばー(プロフ) - おわりですか? (2017年7月3日 20時) (レス) id: 3289050712 (このIDを非表示/違反報告)
かすみ(プロフ) - このお話って、これで完結ですか…? (2017年3月28日 23時) (レス) id: 222fe9065d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:メイ | 作成日時:2016年10月29日 19時