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25.再会 ページ25

*




連れていかれた場所はきれいな広い庭でお日様がさしていた。

着物を被っているから、多分大丈夫なはず。



少し怖いけど


光の当たる縁側に一歩足を踏み入れた。





我妻「あ!Aちゃ〜ん!!」


お日様色の人、と




「着物女!」


竈門「こら、伊之助。女の人にそんな風に言うんじゃない!

ちゃんと自己紹介してあいさつしないと」


「あぁ!?なんで俺様がそんなことしなくちゃいけねーんだよ!」


動物の頭?強そう…



竈門「伊之助でも人見知りするんだな。

大丈夫だ、俺は長男だから代わりに伊之助のことを紹介しておこう。」


「はぁあ!?あいさつぐれーできるわ!!」



びしっと腕を交差させて親指を立てている。


どういう意味だろう、分からない



嘴平「山の王、そして鬼殺隊の嘴平伊之助様だ!」



大きな声が空に響いた。


ふん、と胸を張る彼の下の名前はいのすけ、だろうか


A「いのすけ、さん。」


竈門「そうだ!あってるぞ、A。

自分の名前、言えるか?」



A「A、です」



よく言えたなーとほめてくれる


この人といると、ほわほわする


落ち着く、っていうのかな




嘴平「分かった、花子!俺のことは親分と呼べ!」

我妻「いや、誰だよ!?」



おやぶん?


A「お、やぶん、」

とりあえず言われた言葉を繰り返して言ってみる。


竈門「親分ってわかるか?上に立つ皆が親のように頼りにする人のことだよ。」


我妻「おいおい、炭次郎〜

Aちゃん馬鹿にすんなよ。」




教えてもらって助かった。分からなかったから。


馬鹿にされる気持ちは、よく知ってる

…嫌な気持ちになるから、違う


炭次郎さんはそんなことする人じゃない。


否定しないとって気持ちが


口から先に出ていた。


A「たんじろう、さんは、ばかに、しないです!」



我妻「え、そ、そうなの?ごめんね!!?」


首を振る。怒っているように見えたのかもしれない。

自分でも声が出て少し驚いた。



きよ「あ!Aさん、」


あ、きよさんだ。



すみ「こっちにいたんですね!」

なほ「炎柱様、こっちです!」








燃える、髪色


腰の刀







包帯の巻かれた首が、熱を持った気がした





*

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まゆゆ(プロフ) - ヒロインちゃん可愛いっ!更新待ってます♪ (4月16日 22時) (レス) @page35 id: d6c6f36b97 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - とても素敵なお話です!続きが気になります!更新を楽しみにしてます⸜( •⌄• )⸝ (2月4日 11時) (レス) @page28 id: 311499c733 (このIDを非表示/違反報告)
はる - やば、めっちゃ最高…!!ゆっくりでいいので更新待ってます‼ (2月3日 22時) (レス) @page28 id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
初心者です! - 面白すぎて地球滅ぼせますy(((すっごく面白いです!これからも無理せず更新頑張ってください! (1月2日 17時) (レス) @page27 id: 4136f150ea (このIDを非表示/違反報告)
ちだまり(プロフ) - 更新されてる😭大好きです…!!これからもゆっくり頑張ってください😭💪 (12月31日 18時) (レス) id: 10c37c042f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:福笑い | 作成日時:2022年9月5日 16時

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