人間なのに、首を切られた

21.しらない名字 ページ21

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ちゃんと働くのは次の日かららしく、


今日は、屋敷の散策や人と交流でもしていたらいいと言われた。



アオイ「では、改めて。神崎アオイです。」

きよ「寺内きよです！」
すみ「中原すみです！」
なほ「高田なほです！」



A「かんざきあおい、さん、」


アオイ「名字まで呼ばなくて結構ですよ。」

A「みょうじ、」

きよ「…神崎とか寺内とかは名字なんです。」




四文字、ぐらいは名字なのかな



A「あおいさん、きよさん、」


アオイ「はい。それで結構です。これから洗濯ものを干しに行きますが

Aさんは日に弱いですから、屋敷の構造を把握していてください。」


きよ「勝手に入っちゃいけない部屋もあるので、

気をつけてくださいね。」



こんなにたくさん貰ったのに

じっとしているのは落ちつかなかった。



歩いていると、広い部屋が見えた。



戸が開いている…覗いてみよう。





さっと人が出てきて、目が合った。



あ、赤みがかった人




炭治郎「、A！どうしたんだ？こんなところで。」


A「かまどたんじろう、さん。」


炭治郎「おぉ、覚えててくれたのか！ありがとう。」




A「ん、じろう、さん？」


炭治郎「え？」



その人はそう言って、不思議そうな顔をした。






、あ…




*

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