目黒さんの家政婦です

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　今日はキャバ初出勤


　借金取りの男は村上敦というらしい


　目黒さんに気付かれないように


　勤務時間は20時から24時


　村上は意外とあっさり承諾した


　初めて来たギラギラとした街並み


　村上に言われた店に向かう








　『、、、ここ？』


　恐る恐る店内に入る


ボーイ「どちらさま？」


　ボーイに疑心の目を向けられる


村「俺の客だから」


　奥から村上が出てきた


ボーイ「失礼しました」


村「20時ぴったりだな

　 ついてこい」


　黙って村上についていく


　奥の部屋に入ると


　ドレスがたくさん並んでいた


村「これを着ろ」


　胸元が開いた超ミニ丈でラインが出るドレス


　『、、、これ？』


村「お前に拒否権はないからな

　 ちょっとでも反発してみろ

　 目黒だっけ？

　 その男にも影響でるからな」


　『なんで目黒さんのことっ』


村「言っただろ？

　 すぐに調べられるって」


　 「、、っ」


村「わかりましたかぁ？」


　村上の手が私の髪をなでる


　気持ち悪い


　同じ人間なのに目黒さんに触れられるのと


　大違いだ


村「じゃ、着替えたら出てきて」


　村上は部屋から出て行った


　『すぐに稼いで辞めてやる』







　

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