目黒さんの家政婦です (ページ16)

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？「めめ？」

　その声に目黒さんが振り返った

目「お」

　私も同じように振り返るとそこには

　銀髪に近い髪色でハーフ顔の人がいた

目「ラウールじゃん

　今日学校は？」

ラ「休み！

　久しぶりに1人で買い物しに来た！」

目「そうなんだ」

　仲良さげに話している

　そしてこの子もすごく背が高い

ラ「めめは？デート？」

　ちらっと私を見て言う

　『え、あ、えっと』

目「いや、ただの買い出し」

　、、、その通りです

ラ「なんだ、彼女さんじゃないんだぁ」

目「こいつ、ラウール

　まあ、俺の仕事仲間」

ラ「はじめまして！」

　かわいい、笑顔がすごい可愛い

　なんか、ゴールデンレトリバーみたい

　『初めまして、Aです』

ラ「Aちゃん！

　可愛いですね！」

　とフルスマイルで私の手を握ってブンブン振る

　『あ、ありがとうございます』

目「困ってるから」

　と言ってラウール君の手を私から離す

ラ「あ、ごめんなさい！」

　『いえいえ(笑)』

目「じゃあ、俺ら行くわ」

ラ「うん！Aちゃん、またね！」

　ニコニコと手を振ってくれる

　可愛い

　『ふふっ、またね！』

　ラウール君と別れてまた歩き出す

　『ラウール君、可愛いですね』

目「まだ16だからな」

　『16？！見えないです』

　16歳のラウール君が仕事仲間って

　何の仕事してるんだろ

　あ、CDショップだ

　最近全く行かないな

　『、、、？』

　ショップの前に張られている

　
　大きなポスターに目が行った

　『え？ちょっと待ってください』

　先を歩く目黒さんの腕をつかむ

目「なに」

　『目黒さんじゃないですか！

　ラウール君も！』

目「あ、気づいた？」

　いや、なんでそんな普通の反応なんですか

　ポスターにデカデカと書かれている名前

　『SnowMan、、、』

目「そ、俺ジャニーズ」

.

　『ええええ嘘でしょ』

　