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りょうくんとリビングに戻ったら、てっちゃんと虫さんがおかえり〜って言って迎えてくれた。これさっき買ってきたからっててっちゃんが、絆創膏をくれた。靴擦れ気付いてくれてたんだね。




「何があったの?」

「えっとざっくり言うと、会社の飲み会に行ったら、隣の部署のイケメンに話しかけられて、送っていくよって言われたけど断って、なのに追いかけてきて着いてきたから怖くなって逃げたって感じです」

「何それそいつやば」

「何もされてない?」

「……どこかで休憩しない?とか言われて腕掴まれたから、振り払って全力疾走した結果の靴擦れで雨降ってくるし最悪だった」

「よく逃げたねAちゃん。えらい」

「えらいけどだめ。そういう時は、電話してよ俺でもてつやでもいいから」

「酔っ払って頭まわらなくて、ごめんねりょうくん」

「別に怒ってないよ。逃げてなかったら今頃どうなってたかわかんないし」

「確実にホテルに連れ込まれてるよね」

「ていうかさ、A酒弱いのにそんなにたくさん飲んだの?」

「まわりにすすめられてちょっと飲んで、それはまだ平気だったの。でもお水どうぞって田中さんに渡されたやつ飲んだらめちゃくちゃ気持ち悪くなっちゃって」

「うわー最低だなそいつ」

「ひどいことするよね」

「なんか思い出したら怖くなってきた」



りょうくんもてっちゃんも虫さんもすごくたくさん心配してくれて、何も無くて本当によかったって言ってくれて、だめだ泣く。もうやだ最近泣いてばっかりだもん。こいつ泣き虫かよって思われちゃうじゃん。いやもう思われてるかもしれないけど。



「A?大丈夫だから泣かないの」

「また目赤くなっちゃうよ」

「よし!抱きしめてあげよう」

「それは駄目」

「なんで!幼なじみなんだからそれくらいしても許される!」


抱きついてくるてっちゃんをりょうくんが引き剥がして、虫さんはそれを見てまたやってるって笑ってる。



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(プロフ) - ななさん» 温かいお言葉ありがとうございます!拙い文章ではありますが、続けて書いていけるように頑張りたいと思います! (2019年4月23日 23時) (レス) id: 20c6cc5c87 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 初めまして!素敵な読み物ありがとうございます(*'▽'*)これからも作者さんのペースで投稿待ってます…! (2019年4月22日 19時) (レス) id: 52db76b921 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年4月13日 20時

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