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「もしかして、A？」
「 りょうくん？」
「やっぱりAだ。どうしたのこんなところで。東京にいるんじゃなかったっけ」
東京にいた。のはもう2年ほど前の話ですりょうくん。それはおいおいお話するとして。久しぶりに見た実物のりょうくん。成人式以来？相変わらずかっこいいし、背が高い。
「色々あっていまはこっちに戻ってきたの。てっちゃんには話したしたまに会ってるけど、聞いてない？」
「聞いてない。あいつ絶対わざと言わなかったんだ」
「え？」
「いやなんでもない。久しぶりに会ったしご飯でも行かない？元気ない顔してるし、俺でよければ話聞くよ」
にこって笑ってりょうくんがそう言った。ええええ？いいんですかご飯とかだって今や東海オンエアのりょうくんだよ？私の知ってる高校生のりょうくんじゃないんだよ？二人でいるところ見られたらファンの子に殺される？私、家も命も無くなる？
なんて頭の中でぐちゃぐちゃ考えてたら、はいもう時間切れ。行くよって私の背中を押すりょうくん。いやあのわたしまだなにも言ってないですよ？
「どうせつまんないこと考えてたんでしょ。俺が東海だからとか」
「うっ……なんでわかるの」
「昔から気にしいだよねAって」
「りょうくんは昔から鋭いですね」
「Aがわかりやすいだけ」
そう言ってりょうくんは笑った。
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花(プロフ) - ななさん» 温かいお言葉ありがとうございます！拙い文章ではありますが、続けて書いていけるように頑張りたいと思います！ (2019年4月23日 23時) (
レス) id: 20c6cc5c87 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 初めまして！素敵な読み物ありがとうございます(*'▽'*)これからも作者さんのペースで投稿待ってます…！ (2019年4月22日 19時) (レス) id: 52db76b921 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花 | 作成日時：2019年4月13日 20時
