FILE268：あの時の出来事�� ページ26
「＿＿＿という事だ」
「そう、だったのか…」
話を要約すると、黒の組織時代に作っていた薬の模倣品を誤って飲んでしまい、身体が縮んでしまった。という事を話していた。
「Aちゃんの…いや、今はAさんって言った方がいいのかな」
『あ、どちらでも好きな方で良いですよ』
「じゃあAって呼ばせてもらうね」
『あ、はい』
「身体が縮んでいた事は何となく分かっていたけど、そういう原理だったのか…」
「でもあの時の屋上で見たAは今と全然変わらなかったぞ？」
「…そうだな。身体付きも同じだったし」
『なっ…！ちょ！』
え！？赤井さん何言ってるの！？
「は！？赤井お前Aの裸を見たのか！？」
「故意はない。あの時は服が食い込んでいたし、放って置いたら彼女の身体は間違いなく壊死していた筈だ」
「せめて女の人呼ぶとかなかったのか…？」
「無理だな」
ヒロさんがこちらを憐れむ様な目で見てくる。
「と言うかなんでAはあの時廃ビルに居たんだ？」
『えっ？あ、それは…な、なんとなく？』
「…」
『えっあ、あのっ…』
ヒロさんの無言の圧力を感じる…。めっちゃ怖いんですけ
ど…まあ公園で詰め寄られてた時もかなり怖かったけど。
『え、絵を描いていた時に丁度廃ビルが見えて気になったから行ってみただけです！』
「…よく聞こえなかった。もう一度言ってくれ」
ヒロさんは私の手首を掴むと同じ質問をして来た。
『絵を描いていた時に偶然廃ビルを見つけて行ってみただけです』
「…嘘は付いてないみたいだね」
付いてないって！
「疑問も晴れたし、俺はそろそろ帰るよ。偶に遊びに来て良いか？」
「ああ、勿論。その代わりバレるなよ」
「分かってるって。じゃあまたねA」
『あ、はい…』
ヒロさんを見送り、赤井さんと二人きりになった。
『…赤井さんがヒロさんと知り合いだった事に驚きました』
「知っていたんじゃないのか？俺達は主要キャラクターなんだろう？」
『それはライとスコッチとの関係性なだけであってその先は流石に分かりませんって！』
…ん？ちょっと待って？私赤井さんに話したっけ。
FILE269：この人もお巡りさんだった→←FILE267：あの時の出来事
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もちもちアイスクリーム(プロフ) - え、めっちゃ最高でした！！ (4月8日 12時) (
レス) @page50 id: aa5605d5a8 (このIDを非表示/違反報告)
なみ太郎(プロフ) - karionさん» コメントありがとうございます(^｡^)次回作は安室さんです！いろんな案が出過ぎているので悩み中…。割とキャラが病んでる描写が好きなのでキャラ崩壊ありかもです。 (5月11日 6時) (レス) id: bce4419484 (このIDを非表示/違反報告)
karion(プロフ) - 面白かったです！自分飽きるのが早いので最後まで読むことが少ないんですけど久しぶりに最後まで楽しく読む事が出来ました！次回作も楽しみです‼︎ (2023年4月30日 13時) (レス) @page49 id: d59aca9a13 (このIDを非表示/違反報告)
なみ太郎(プロフ) - えくれあさん» ありがとうございます！最終回の終わり方は一話の時から決めてたのでやっとって感じです！次回作も頑張ります！ (2022年5月1日 12時) (レス) id: 9f82d8cbd4 (このIDを非表示/違反報告)
えくれあ(プロフ) - 最後の終わり方いいですね〜！完結お疲れ様でした！次回作も頑張ってください、応援してます！ワクワクです笑 (2022年5月1日 0時) (レス) @page50 id: 1e601cb38a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なみ太郎 | 作成日時：2022年3月14日 14時
