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FILE265:思い出の場所 ページ23

「Aお姉さんは何描くのー?」


『えっ!?うーん、何が良いかなぁ、オススメある?』


「オススメ?うーん。あ!こっち来て!」


『え?あ、うん』



そう言って連れて来られた場所は小学生の姿の頃にみんなと描いていたあの場所だった。



「Aお姉さんと同じお名前の女の子が居たんだけど、家の事情ですぐに引っ越しちゃって…。その子ここで良く絵を描いてたから!」


それは私だ。なんか心が痛くなって来るな…。
でもここから見える景色は好きだった。


『そんな大事な場所、いいの?』


「うん!その子もAお姉さんなら喜んでくれるよ!」


『そうかな?うん、ありがとう』


「えへへ、あ、じゃあ私向こうで描いて来るね!」


『え、うん』



そう言うと歩美ちゃんは行ってしまった。
早速その場所に座り、絵を描き始める。

この場所は何回も描いていたが、季節が変わってしまった為、草の色なんかが少し違う。



『懐かしいなぁ』


「Aさんどう?進んでる?」


『うわっビックリした…コナンくん?』


「うわぁー!すげぇ上手いな」


『そうかな?ありがとう!コナンくんはどんな絵を描いたの?』


「え、俺?まだ描き途中だし…」


『えー見てみたい!』


「わ、わぁったよ!…その代わりちょっとだけだぞ」


『うん!』



そう言って見せてくれたコナンくんの絵は普通に上手かった。



『え、上手いじゃん』


「そ、そうか?」


『うんうん!もっと誇りなよ!』


「あ、ありがと」



コナンくんは少し照れた様に笑った。
やばいギャンかわなんだけど。



「つ、続き描いてくる!」


『行ってらっしゃーい』


コナンくんが走って何処かに行った。


『さて、私も頑張るかぁ』





















「Aお姉さん!コナンくんがそろそろ帰らないか?だって!」


『え?あ、もうそんな時間?』



携帯の時間を見るとまあまあ良い時間になっていた。
でも後もうちょっとなんだよなぁ。



『先に帰っててって言ってもらって良い?この絵完成させたいし!』


「うん!分かった!」





それから私はまた絵を描き始めた。

FILE266:バレた?→←FILE264:やっぱり無理そう



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もちもちアイスクリーム(プロフ) - え、めっちゃ最高でした!! (4月8日 12時) (レス) @page50 id: aa5605d5a8 (このIDを非表示/違反報告)
なみ太郎(プロフ) - karionさん» コメントありがとうございます(^。^)次回作は安室さんです!いろんな案が出過ぎているので悩み中…。割とキャラが病んでる描写が好きなのでキャラ崩壊ありかもです。 (5月11日 6時) (レス) id: bce4419484 (このIDを非表示/違反報告)
karion(プロフ) - 面白かったです!自分飽きるのが早いので最後まで読むことが少ないんですけど久しぶりに最後まで楽しく読む事が出来ました!次回作も楽しみです‼︎ (2023年4月30日 13時) (レス) @page49 id: d59aca9a13 (このIDを非表示/違反報告)
なみ太郎(プロフ) - えくれあさん» ありがとうございます!最終回の終わり方は一話の時から決めてたのでやっとって感じです!次回作も頑張ります! (2022年5月1日 12時) (レス) id: 9f82d8cbd4 (このIDを非表示/違反報告)
えくれあ(プロフ) - 最後の終わり方いいですね〜!完結お疲れ様でした!次回作も頑張ってください、応援してます!ワクワクです笑 (2022年5月1日 0時) (レス) @page50 id: 1e601cb38a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なみ太郎 | 作成日時:2022年3月14日 14時

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