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いつも通り1人で家に帰る

帰ると家には誰もいなくて


今までは玲於くんと一緒だったのに

最近はこれが当たり前って考えたら


私よくやってけてるなぁなんて、、




部屋に入ってベットに寝転んでいると


玄関の開く音がする


そして足音が近づいてきて




A母「A、ちょっといい?」



ママに呼ばれてリビングに行くと

玲於くんのママと玲於くんが座っている


そこに私達も座るとあの日が思い出されて

少し胸が苦しなる





玲於くんが1人暮らしを始めたから

家で会うのは久しぶり



あの日から仕事以外ではできるだけ

会わないようにして

仕事の行き帰りも別にして

今までできるだけ諦められるように避けてきた




だけど今優しい顔で私を見ている玲於くん

そんな玲於くんと目が合っただけで

好きって気持ちなんか簡単に戻っちゃう



私が座って俯くととママの声が聞こえる







A母「A、あなたは本当にいつも玲於に助けられてるわね」


A「え?」


玲於母「玲於、絶対泣かせるなんてダメなんだからね?男としてちゃんとAを守りなさい」


玲於「…ありがと」





ううん全く意味がわからない、、

頭が追いついてなくて

頭の上にたくさんのハテナが浮かぶ




玲於母「ごめんね二人とも、、あなた達ふたりとも家族みたいなものだからそんな2人が恋愛なんて私たちには少しキツかったの、、」


A母「だけど玲於に言われて気づいた、いや本当はもうずっと前から知ってたんだと思う」


玲於「何を?」


A母「あなた達はお互いにお互いしかいないってこと、、ふたりとも離れてわかったでしょ?あなた達は2人でひとつなの、、、だから、幸せになってね」




"幸せになってね"

そうママが言った瞬間全てが頭の中で整理されて

喜びの感情で胸がいっぱいになった


気がついたら玲於くんの腕の中にいて



うん、やっぱりずーっと前から









ここがいちばん落ち着く場所______

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snmi(プロフ) - ゆきさん» ありがとうございます!そう言って頂けるのはすごく嬉しいです。お楽しみにしていてください!! (2019年2月20日 23時) (レス) id: 1ebbbc0402 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 新作まってましたー!とても、読みやすい書き出し。たのしみです! (2019年2月20日 22時) (レス) id: cb225b8303 (このIDを非表示/違反報告)
snmi(プロフ) - ゆきさん» ありがとうございます!とても嬉しいです!こちらこそ引き続きよろしくお願いします。次作も是非読んでいただけたら嬉しいです!! (2019年2月19日 21時) (レス) id: 1ebbbc0402 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 最初から最後まで読ませていただきました!とても仲の良い幼馴染で嫉妬するぐらいでした^_^作品を読み終えたあと、まるで1つの小説を読んだかのようでとても楽しめました!ありがとうございました!引き続き宜しくお願いします! (2019年2月19日 18時) (レス) id: cb225b8303 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:snmi | 作成日時:2019年2月1日 22時

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