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「「「”トリプルブリザード”！！！」」」
白兎屋なえと吹雪兄弟の必殺技が合わさったオーバーライド、”トリプルブリザード”がゴールへ向かった。
「！！」
ゴールキーパーは反応することができず、ゴールを許してしまった。
2-4
おやおや、2点差になっちゃったよ？
「あのゴールキーパー、全然ボール捉えられてない。自分のシュート、止められない」
「君のシュートは『光』だからね」
目が眩むほどの眩しさ……は今の君からは感じないけれど、光の如くと言われたその速さは今だ健在だ。あの3人の必殺技を止められないようでは、Aのシュートを止める事は愚か、捕らえる事ができないだろう。
「どうや、うちらの連携は完璧やっぺ！」
試合再開。
白恋の連携に対し雷門は突破口が見つからないのか、ただ追いかけるだけになっている。
「フッ、完璧な連携だね。まさか
「あんな方法？」
「どういうこと？」
白恋の完璧な連携にはあるものが関わっている。僕は分かったけど、西陰とAはまだ気づいてないようだ。ちょっとだけヒントをあげようかな。
「指揮を執るのは選手とは限らないかもしれないね」
普通はゲームメイクを行う司令塔が一人はいる。白恋にとっての司令塔はキャプテンの吹雪士郎かな。でも、彼があの連携を指示しているようには見えない。
「ふふっ、果たして雷門に見破れるかな？」
とは言っても、あの監督なら気づいているだろうね。でもあの監督はあくまで選手達に気づかせるために、あえて黙っていそうだ。
「……まさか、あの応援団ですか？」
「どうしてそう思う？」
「あの監督の動きが明らかです」
「正解だよ、西陰」
白恋の連携のからくりについて先に気づいたのは西陰だ。残念だったね、A。でも、ある意味先に気づいていたのは彼女かもしれない。うるさいって感じていたし。
「あの応援団は全方位に配置されているから、どこから見ても対応できるって事さ」
ま、あの動きの様子だと把握しているのは白兎屋なえ以外の白恋の選手だろうね。彼女の動きに他メンバーが合わせているように見えるし。
「……初心者」
「あ、感想変わった」
ということは、少しはサッカー選手として白兎屋なえを認めたのかな？
でも、僕の視界に映る彼女の横顔は少しだけ不満げに見えた気がした。嫌々って所かな、この様子だと。
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恵野(プロフ) - 青碧さん» コメントありがとうございます。惹かれるなんて嬉しい言葉、ありがとうございます…！ 実は書きながら履修している状態だったりします汗 ちょいちょいオリジナル展開を挟ませていただいているので、履修する際はお気を付けください…！ (2022年5月17日 21時) (
レス) id: 78dc1b910c (このIDを非表示/違反報告)
青碧(プロフ) - 初めまして、青碧と申します。文章の書き方に惹かれて気づいたらここまで読んでおりました…そのくらい惹き込まれる展開でございました！アレスは未履修ですが楽しく読ませていただいております！これからも応援しております！ (2022年5月17日 21時) (レス) id: d3cfc8958d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恵野 | 作成日時：2021年11月7日 15時
