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「ねぇ、今度一緒にゲームしようよ」
「いいね！ 私自分のコントローラー持参する」
思わぬお誘いに私のテンションは一気に上がった。
一人で黙々とするゲームも楽しいけど、人と対戦や協力するゲームも好きだ。
「あ、俺ん家くる感じ？」
笑いながらそう言われ、私は思わずハッとした。
付き合ってもない女を家に入れるわけが無い。
さっきの仕事の件といい、私は口を滑らせているようだ。
「あ……私の家でいいよ」
「いんや、俺の家でいいよ」
そう言うと同時にエレベーターの戸が開き、お互い自分の部屋に向かう。
お互いの玄関に着いたとき、深澤くんは私をチラリと見る。
そんな視線をすぐに感じて私は深澤くんを見る。
「いいけど、帰したくなくなっちゃったらゴメンね」
じゃあね、と口角を上げた深澤くんは、部屋に入っていってしまった。
取り残された私は深澤くんが言い残した言葉を反芻しながら、なんとか玄関を開けて鍵を閉めた。
そしてその途端、私は一気に腰を抜かした。
「え……なに……どういう意味……！？」
カエシタクナクナッチャッタラ？
ゲームが盛り上がりすぎて帰したくないという意味なのか、それとも……。
(いやいや、そんなわけない)
もうひとつの可能性が頭を掠めるけど、私は首を振って無かったことにした。
私のようなゲーマーには、アイドルのような微笑みは刺激が強い。
(深澤くんってあんな顔するんだ……)
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小袖(プロフ) - 爆きゅんしました( ; ; )♡ (2023年1月18日 18時) (
レス) @page37 id: 086580d8cf (このIDを非表示/違反報告)
六花(プロフ) - センさん» 応援ありがとうございます！マイペースになりますが更新楽しみにしていただけたらと思います！ (2022年12月17日 11時) (レス) id: 8a1fff5847 (このIDを非表示/違反報告)
セン(プロフ) - このお話めちゃくちゃ大好きです！これからもひっそりと応援しています。更新お疲れ様です。 (2022年12月16日 23時) (レス) @page37 id: 4a7d47f0c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：六花 | 作成日時：2022年11月23日 19時
