宮玉の交換日記

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おっとっとと〜〜
ミツと話していたら
変なスキップをしていた
お茶目としくんを見失った……。




もう少し、あのおかしなステップを
見たかった〜〜
壊れた古めかしいおもちゃみたいで
味のあるスキップ〜〜〜




残念……




でもこの後は、
ひゃほい〜〜ご飯だ、ご飯だ〜〜




おっしゃぁ〜〜
楽屋に戻って準備するぞ〜〜




サッサと戻ってきて
一目散に着替えを済ませて髪をセットするも
…………決まらない…………。




ゔぁ〜〜違う……。



グシャ、グシャ



上手くいかないく頭をくちゃにくちゃにして
もう一度やろうと鏡と睨めっこ。



ぶぅ〜〜



上手く出来ない自分に向かって
口を尖らしホッペを膨らます。




そんな事を何度か繰り返すけれど
全然決まんない〜〜〜。




「どうしたタマ？口を尖らさせて髪をグシャグシャにしちゃってるし。」





「決まらないの…………髪型……。」





「おぃ宮田王子〜〜愛しのタマが髪型が決まらなくて、ぶぅ〜タレてんぞ！助けてやれ〜。」




それは、突然やってきた
ガヤからのキラーパス。



しかも、としくんを王子呼び。




むむむむ、
姫って呼んだ訳じゃないし
ライバルじゃないのも知ってるけど……
ど、ど、ど、どぉ〜〜




としくんと隠れ仲良しのガヤ……。
ガヤの事は、大好きなんだけれど
としくんと仲良くしているのを見ると
モヤモヤしちゃう〜〜



他のメンバーにはしないんだけどさっ
ガヤだとなんかさぁ〜〜
としくんが頼ってるような顔するんだよ……
俺には見せない顔。




ジェラシィ〜〜〜〜




でも、
ガヤにも、としくんにもその気がないのが
分かるから複雑グルリンパ。




「貴方の王子宮田の登場ですよ！俺の姫〜〜どんな髪型でも似合うのに、お気に召しませんか？」




俺の姫だって〜〜
キラーパスのお陰で姫呼びされた！




俺の〜〜俺の〜〜俺の〜〜良い響き。




ジェラシィ&複雑グルリンパして
ごめんなさい。
やっぱり大好き〜〜ガヤ〜〜




「なんか変なの！上手くいかない〜〜嫌。」




だって、だって〜〜久しぶりのご飯だから、
カッコ良くしたいのに出来ないだもん。




素直になるどころか我儘し放題〜〜
出血大サービス！




「宮田王子やってやれよ〜〜。」





「おっ俺？俺のやった髪型でいいの？」




驚いた表情で、聞いてくる。




「……うん。……やって。」





せっかくのキラーパスに
少しだけ素直になってみる
……ゔぅ…恥ずかしい……

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