17 玉 ページ17
俺の質問に焦り出している
としくん。
でも、俺の方も止まらない。
「違う!何で?何で?俺が酔ってたから?一緒のベッドで寝てるのに?」
「あっ、いやっ……一緒のベッドで、寝てたのは、俺は、ソファーで寝ようとしたら、あの……タマが一緒じゃなきゃ嫌だって言ったからで……ごめん。」
違うよ!俺が言ってるのは〜〜
何で、何にもなかったのかって事なの!
やっぱり、としくんの好きは
ビジネス愛だったって事でしょ?
しかも、
ソファーで寝ようとしたとか…………
そんなの聞きたくない!
「バカ〜〜〜〜。何で、ソファーで寝るとか言うんだよ!バカ!」
ボスっ
そこにあった枕を手に取り
としくんに投げつけた。
「えっ?何?何?タマは、どうしたかったの?俺は、どうすれば良かった?」
としくんは、
困惑した顔で俺を見ているけれども
もう、自分でも分けがわからない……
そして、
分けのわからないままに
としくんに向かって叫んでいた。
「カメラや雑誌のインタビューでは、俺の事を好き好きアピールする癖に、楽屋とかプライベートとかでは、全然で……お前のは、ビジネス愛なんだろ!」
「タマ?どうしたの?何で朝からビジネス愛とか……俺、分けわからないんだけど……。」
一度、吐き出したら
もう止まらない。
「俺だって、分けがわからない!同じベッドで寝てるのに、服を着てるとか…………。何で、何にもないんだよ!ビジネス愛だから……何にもしないって事だろ!」
「えっぇ?そっち?…………なの?いやっ、だって……帰りたくないって言うから酔ってるタマを連れて帰って来たんだけど……うちに着いた途端にもう眠いって言うし…………。俺だって本当は……。」
「本当は、なんだよ……。」
さっきまで、俺の勢いに押されて
オドオドしていた、
としくんの顔が急に変わった。
「ビジネス愛なんかじゃない!」
「嘘だ!楽屋じゃ、ガヤとかニカとガッちゃんとばっかり話してるし、プライベートの時だって友達みたいだし……。」
雑誌やカメラ前みたいに、
好き好き言わないじゃん!
「それは、好き好き言いすぎたらタマが引くと思ったから。ビジネス愛なんかじゃなくて、ちゃんと好きだよ、ゆうくん。」
ズルい。
真面目な顔での、ゆうくん呼びに
言い合いをしているにも関わらず
心臓をギュって掴まれた。
「それなら何で昨日、何にもしなかったんだよ?」
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めぁりぃ(プロフ) - さ−ちゃんさん» 最後までお付き合いありがとうございます^ ^宮玉、また機会があったら書きたいと思ってます〜〜 (2017年2月21日 14時) (レス) id: c80902c21c (このIDを非表示/違反報告)
めぁりぃ(プロフ) - たまちゃんさん» ようやく終わりました!ニヤニヤしていただけたら嬉しいです(^。^) (2017年2月21日 14時) (レス) id: c80902c21c (このIDを非表示/違反報告)
さ−ちゃん(プロフ) - めぁりぃさーん。完結、なんか寂しいです。この、宮っち好きだったから!また宮玉、機会があったら、書いてくださいね!待ってます! (2017年2月9日 18時) (レス) id: da68c98ef7 (このIDを非表示/違反報告)
たまちゃん(プロフ) - 終わっちゃったね〜。あの告白シ〜ンは40代にはニマニマだよね〜。 (2017年2月9日 17時) (レス) id: 6b828e5d7b (このIDを非表示/違反報告)
めぁりぃ(プロフ) - たまちゃんさん» 遅くなりました!俊哉くん、頑張りましたよ〜〜^_^ (2017年2月9日 15時) (レス) id: c80902c21c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めぁりぃ | 作成日時:2015年8月25日 0時