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恐怖 ページ43
車の陰に隠れたはいいものの･･･
すぐに男の足音が近づいてくる。
恐怖でここから動けない。
息を潜めてこっちに来ないよう祈るが、届かぬ思い。
『Aちゃん、見つけた』
男は私に近付いてくるともう一度私の腕を、さっきよりも強く握った。
「･･･っ･･･」
『どうして逃げるの？』
「･･･離して･･･」
声を振り絞ってみても、男は離してくれない。
『今日のために色々と準備したんだ。行こう？』
男は黙って無理矢理私を連れて行こうとする。
必死に抵抗しても離れない手。
「やっ･･･離して･･･っ！」
声を振り絞って少し大きな声で言うと男は、私の頬を叩いた。
「痛っ･･･！」
叩かれた衝撃でその場に倒れてしまう。
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mdrth(プロフ) - soraさん» ありがとうございます^^更新頑張りたいと思います！ (2017年1月18日 21時) (
レス) id: 5440bc5fa3 (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - 更新楽しみにしてます(*^^*) (2017年1月16日 19時) (レス) id: f122a1d332 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mdrth | 作成日時：2017年1月4日 0時
