I wanna love you (ページ13)

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マネージャーページ13

♫～

着信だ。

眠たい目をこじ開けて、通話ボタンを押す。

「はい･･･もしもし･･･」

MG「おい、まだ寝てたのか？」

「ん･･･オッパ･･･なに？」

マネージャーからの電話だ。

MG「今お前んち向かってるから用意しとけよー。20分くらいで着くぞ。」

えー20分？

だいたい、今何時？

時計を見るともうすぐ11時だ。

もうこんな時間か。

MG「おい、聞いてるのか？」

「わかった。用意しときます。」

電話を切って、とりあえずシャワーを浴びて、昨日のことを思い出しながら、髪を乾かす。

楽しかったな。

MG「なに、ニヤニヤしてんだ？」

「わっ！びっくりしたな！ってか普通勝手に入って来る？！」

MG「電話に出ないから二度寝でもしてるのかと思って。」

「ちゃんと準備してるよー！」

MG「髪乾かしてやるから、化粧するならしろ。」

「なんでそんなに急かすの？今日練習だけじゃん。」

MG「12時から打ち合わせだって言ったろ。」

「え、そうだっけ？ごめん。でも化粧しないし、もうすぐ終わるよ。その辺座っててよ。」

MG「すぐ終わるなら、車で待ってるから早く来いよ。」

そうたオッパは私がデビューした時からずっとマネージャーをしてくれてる。

歳は私より3歳上。

歳も近くて、お互い日本人。

だからか、オッパはすごく私のことを考えてくれるし、優しい。

本当のお兄ちゃんみたい。

しかもイケメン

らしい。

背も高いし、筋肉もほどよくついてる。

ずっと一緒にいるからわからないけど、

密かにファンもいるそうだ。