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北斗「嘘…ほんとに？」
A「うん」
北斗「もしかしたらAちゃんが言った通り、世間への対応は簡単なものじゃないかもしれないよ？」
A「それでも守ってくれるんだよね…？」
北斗「守るよ！その覚悟で全部伝えたんだから」
A「私、北斗くんを信じてる」
Aちゃんが同じ気持ちでいてくれて、通じ合えたっていうのが信じられなくて一瞬不安にさせちゃったけど…。
北斗「俺と付き合って下さい」
A「私で良ければ」
北斗「Aちゃんがいいです」
A「(笑) お願いします」
嬉しすぎてAちゃんに飛びついた。
A「ちょっ…北斗くん、苦しっ…」
北斗「あぁ！ごめん！」
A「(笑)」
これからはいつだって一緒にいられるし、触れあえるんだよね。
A「ね、お腹空かない？」
北斗「空いた！」
A「何か作るよ」
��冷蔵庫開けるね��と言ってキッチンへ立つAちゃん。
これも当たり前の光景になるわけでしょ？
最高。
北斗「俺も手伝う！」
A「北斗くんお料理できるんだよね？」
北斗「Aちゃんほどじゃないけどね」
A「私そんな大したもの作れないよ」
北斗「この間食べたの美味しかったよ？」
A「そう？ありがとう」
彼女と二人でキッチンに立つのは一つの夢だった。
今日の出来事とか、何気ない会話をしながら一緒に料理するの。
北斗「いただきます！」
A「いただきます。…えっ、北斗くん味付け天才」
北斗「ほんと？よかった〜」
料理を手伝えば褒めてくれたり、食器の片付けを手伝えば感謝される。
俺もちゃんと料理の感想を言うし、片付けのお礼も言う。
そういうのってだんだんやって当たり前みたいになってくるんだろうけど、俺はそうはなりたくないな。
気遣いとかじゃなくて自然にそう思えることだから、感謝の気持ちはその都度伝えたい。
片付けが終わってお風呂に入って、ソファでまったり。
Aちゃんのお風呂上がりを見るのは二回目だけど、やっぱり可愛い。
ここへ来る途中、Aちゃんちに着替えを取りに行ったから、Aちゃんは自前の部屋着。
…可愛すぎ。
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作者名：苺花
| 作成日時：2021年4月8日 11時
