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side＿北斗
北斗「じゃあまた」
A「はい。お仕事頑張って下さい」
北斗「Aさんも」
仕事に戻って行くAさんを見送った。
その後ろ姿を見ながら改めて思う。
可愛い…。
今日…いや、今までで何度思ったことか。
ほんとに30歳には見えない。
身長は俺の腕にすっぽり収まるくらい。
スタイルが良くて幼顔。
職場でモテてたりしないのかな？
…気になる。
北斗「Aさんって可愛いよね？」
樹「俺、前から可愛い可愛い言ってるべ？」
メンバーは俺の想いもAさんのことも知ってるし、もう隠す必要ないから素直に言葉に出せる。
モテキャラの樹もAさんのことを可愛いと言う。
北斗「好きな人とかいんのかね」
樹「それは本人に聞きな」
今さらだけど根本的なことが気になり始める俺。
え、いたらどうすんの？
色々肝心なこと聞けてない…。
また一つ課題ができたな。
大我「俺もそのカフェ行ってみようかな〜」
樹「職場すぐそこなら遭遇する可能性大だよな」
�眞蓮崑圓辰董�俺そのカフェよく行くんだけど」
慎太郎「マジで？！」
昼間にカフェで会ったって話したら勝手に盛り上がってる。
ジェシー「Aちゃん元気そう？」
北斗「うん。ジェシー連絡取ってないの？」
ジェシー「最近は取ってないね〜」
きっと俺のこと気にしてるんだよな。
今まではそういうの直接Aさんに聞いてたんだと思う。
Aさんは支えだったジェシーからの連絡がなくなってどう思ってるんだろ…。
もしかして俺、邪魔してる…？
北斗「あ��ーーー！！！」
慎太郎「うおっ？！」
樹「北斗が壊れたぁ」
ここへ来てどうしたらいいかわからなくなってきた。
いっそのこと告白して振られようか。
いや、振られたら俺もう生きて行けねぇー…。
てか何で振られる前提なんだよ。
ジェシー「心配しなくてもAちゃんは俺のことなんか何とも思ってないよ」
俺の気持ちが読めたらしい。
そんなわかりやすいのに、Aさんには伝わらないんだよな。
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作者名：苺花
| 作成日時：2021年4月8日 11時
