【ヒロアカ】敵連合の眠り姫【死柄木弔】 (ページ5)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:2,797 hit

小｜中｜大

出会い３ページ5

死柄木side

『だって、私死のうと思ってたのに』

さっきこいつ、何て言った？

死のうと思ってたのに、か？

どうせくだらねぇ事だろ。

本気で死にてぇ奴らの気持ちも知らずに、呑気なこった。

『今、私の事どうでもいい、くだらないって思ったでしょう』

『じゃあ、これを聞いても、くだらないと思うかしら』

『私は、肉親に捨てられたわ。きっと、育てるのに疲れたか、私の事を何らかの理由で気に入らなかったのでしょうね。』

『その後、記憶は曖昧だけれど、叔父の家に預けられたわ。ある程度成長して、身の回りの事が出来るようになった５歳頃から、最初は優しかった叔父が、私の事を召し使いのように扱うようになったの。だんだん要求はエスカレートして行って、家事だけではなく、裏での仕事や、叔父のストレス発散の性処理の道具としても呼ばれるようになったわね。』

裏の仕事？

それは、殺しも含まれるのか？

きっと幼かったこいつにとって、その仕事は困難だったはず。

しかも、いくら逆らえないとしても、要求を受け入れるのか？

死「てめえは馬鹿か。いや、アホだな」

『………どうして』

死「要求される時に、呼び出されんだろ？それが何回か繰り返されれば、ガキだったお前も理解出来るだろ。どうして要求を飲んだ。どうして呼び出しに応じた。まずそこが問題だろ」

『私だって…出来るものならやってやったわよ‼でも………出来なかった、出来なくなったのよ‼』

我ながら変な終わり方だと思う。

出来るだけ更新スピードをあげるので、お待ちください。

続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←出会い２