maybe, i love… (ページ39)

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「廉くん、ほんと、中途半端で、キライだよ…」

________ｸﾞｻｯ

リアルトーンでのキライはあかんって。

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「廉くん、本当にずるいよ。

私が助けに来てほしいときはいつも来てくれて

いつも安心させてくれるし、落ち着くし。

今だって、こうして優しくしてくれる。

それじゃあ忘れられないじゃん。

これだけ好きにさせといて、

廉くんは礼さんのところに行っちゃうんだもん。」

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え、待って。

今、俺のこと好きって言った？？？！

うそやん。

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『え、ちょお、A、俺のこと好きやったん？」

「そーだよ！好き！大好きなの！」

なぜに、キレ気味。。。

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これだけ怒らせてるのに

俺は嬉しすぎて頬が緩みそうやねんけど？

キライって言ったり好きって言ったり

なんやねん。笑

そんな忙しいAちゃんでさえ愛おしく感じて

俺はAちゃんにキスをしようとした。

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_____________ﾊﾟﾁﾝｯ!

イッターーーーーー

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『おい！なにすんねん！』

「それはこっちのセリフ！」

『今、俺のこと好きって！』

「自分のこと好きな子になら誰でもするの？」

『そんなわけないやろ！』

「私はそんなことで喜ぶような女じゃない…っ！」

『俺だって、お前のこと本気で…っ、』

「礼さんと付き合ってるんでしょ！大事にしなよ」

『好きで付き合ってるんちゃう！』

「なんで！意味わかんない！」

『それは！！！！！…』

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…、お前のために…

とか、言えるわけないやん…、、、

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と、頭を悩ませていれば

突然、保健室の扉が開いた。

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礼「廉…、Aちゃん…、ごめんなさい。」

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