麦わら一味の美少女天使 (ページ38)

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一味side

ウソップ「お、チョッパー、、どうだった？」

チョッパー「グスッ、治療したかったけど、あっち行ってって言われた、グスッ」

ナミ「ごめん、ついカッとなって」

サンジ「ナミさんは悪くねぇよ、Aちゃんだって悪くねぇし」

チョッパー「あのな、、前、Aが話してくれたんだけど、、」

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遡ること10日前

チョッパーが疲労に効く薬を塗ってくれると言うので
服を脱いだA

チョッパー「A！？この背中の傷どうした！？」
Aの背中の右半分には痛々しい火傷の跡があった

『あ、これ？ふふ』
見つかっちゃった、と笑うA

『これはねぇ、11歳くらいの時に、、』

『仲のいい友達がいてね、リルっていう女の子、
奴隷仲間だったんだけどね、ある日その子がヘマしちゃって』

『天竜人に銃を向けられたの、リルが』

チョッパー「、、！」

『今までも何人も友達が死んでいって、もう死ぬ所は見たくなくて』

『考えるより先に天竜人の前に出て』

『この子の代わりに私を殺してくれって言ったの』

チョッパー「え、、、！」

『でも、お前は関係ないだろうって言われて
ただ邪魔をしたから罰だって言って焼いた鉄の塊？みたいなのを押し付けられちゃった』

チョッパー「、、、、、、！」

『でもこれでリルが助かる、って思ったらね、』

『リル、その後に目の前で撃たれて死んじゃった』

チョッパー「えっ、、、！！！」

『びっくりだよね、私がケガしたの、無駄だった』
ふふ、と悲しく笑うA

チョッパー「、、、グスッ」

『どうしてチョッパーが泣くの、(笑)』

チョッパー「だって、、、グスッ」

『これ、みんなには内緒ね？背中のケガも』

チョッパー「誰にも言ってないのか、、？」

『いつか、きっと言うから、その時までチョッパーと私の秘密』

チョッパー「、、分かった」

『ありがとう』

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ナミ「、、、、え、、、、、、」

ゾロ「、、、」