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44話 エマside ページ46
フィ「エーマー！！」
あそこに居るのはフィルとビビアン
横からシスターも来てる！
ザパッ！？
「口閉じて！」
2人を抱えて逃げてるけど…
想像以上の足の速さ
このままじゃ体力が…！
仕方ない…
もうあそこに
隠れこむしか道は無い！！
タンッ！
ク「ジャーンプ♪…あれ？」
「…」
ここは大きな岩が沢山ある所
少しここで身を隠して
体力が回復次第逃げれば問題ない…
ク「2人抱えて走り続けて…
疲れたでしょう？エマ
休まなきゃ動けないわよね」
嘘…汗1つかいてない！
どうなってるの？！シスターは！
ク「知ってる？ノーマンの弱点は体力
昔体が弱かったんですってね」
これは…ママからの情報？
ク「レイの弱点は諦めが少し早い所
判断が早い分切り捨ててしまうのも
早いのねぇ♪
後、アリアドネの弱点はブチギレると
我を忘れてしまう所
普段の判断力の半分になってしまう
って聞いたわ〜
そして…エマ
貴方の弱点は甘さ
追われているのに他の子抱えて
逃げちゃうような甘さ…よね」
クソッ…何にも知らないくせに！
ク「諦めて出てきなさーい！
悪い様にはしないわ
もしあの日貴女が収穫を見たなら…」
えっ…収穫？
今そう言って…
ク「見ぃつけた！」
あっ…この人
ママとは違った目的の敵だ！！
と私が確信した日である…
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作者名：アスカ | 作成日時：2019年4月15日 19時
