我慢しなくちゃ…2 ページ17
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俺たちは大きな失敗をしてしまった。今、毎日のようにある仕事はまっすーの予定に会わせるために無理矢理組み込んだもので、これが終わったらサプライズでまっすーをどこかに連れていこうということを考えていた。
けど毎日のようにある仕事は俺たちをどんどんイライラさせていった。行動が遅いとスタッフにキレたり、息抜きにサッカー行ってチームメートと喧嘩をしたり、俺たちは当初の目的を忘れていた。
夜から歌番組がある日、それが俺たちのお休みの前の最後のお仕事。明日はoffだと思うと少し気持ちが軽くなった。…はずだった。
まっすーが俺になにか言ってきたけど、俺は忙しいと言ってそのまま出掛け、あろうことか忘れ物を届けさせてしまった。他の二人も同じ。
一通り終わって歌番組の楽屋につくと、まっすーが寝ていた。疲れててイラついてた俺はまっすーに当たっちゃった。
それでも歌うのは楽しくて、歌いきったあとは休みのことで頭が一杯で、慶ちゃんとシゲと盛り上がっていた。
「増田さん！！？？しっかりしてください！！！！」
えっなに？
振り向くと、スタッフさんたちがたくさんいて、まっすーが倒れていて俺たちは言葉を失った。
「担架！急いで」
スタッフさんたちがすごく焦っている。
なんでこんなことに…
まっすーはそのまま医務室に運ばれた。倒れた原因は高熱。40.4というあり得ないほど高い熱だった。いまは点滴を打たれている。急にこんな熱が出ることはあり得ないという医師の言葉に俺ははっとした。
「ねぇてご「俺急いでるからあとにして」ごめん…」
あのときもしかしたら俺に熱があるのを言いに来たのかもしれない。なのにあんな態度…
俺たちは具合の悪いまっすーに冷たく当たったあげく、無理をさせてしまったんだ。最低じゃん。
慶ちゃんはぐっと拳を握ってる。シゲも悔しさが滲み出てる。もちろん俺もだ。まっすーと遊びたいから、仕事を詰めてやっているうちに大切だったまっすーにこんなに我慢させちゃったんだ。
「…ん…あ…れ？…ここ…」
まっすーが目を覚ます。けど弱々しくていつもみたいな笑顔がない。
「増田さん、熱はいつから？」
「昨日から…少し頭がいたくて…あさねつが37.9℃…」
あさからそんなに熱があったなんて…なんで気づいてあげられなかったんだろう…
時期も時期で、インフルエンザの恐れがあったものの、発熱から時間が経った今、検査ででないということで、点滴が終わったら帰れることになった。
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しおり(プロフ) - ののさん» りょうかいです！！リクエストありがとうございます(*^^*) (2019年2月22日 19時) (
レス) id: 120fc1988f (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - まっすーがPTSDになってしまってそれで手越が励ます?的なのをお願いします！テゴマスメインで、 (2019年2月21日 7時) (レス) id: 7b69eed5b7 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)るな(プロフ) - リクエスト答えてくださりありがとうございます！ めっちゃ最高です！！ (2019年2月8日 20時) (レス) id: 95f119d2e7 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - (名前)るなさん» コメントありがとうございます！『喧嘩はだめ』の方で書かせていただきました！キレてるまっすー書くの楽しかったです！！また何かあったらいってください！！(*^^*) (2019年2月8日 18時) (レス) id: 120fc1988f (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - A.Mさん» リクエストありがとうございました！！『無理しないで』の方で書かせていただきました！いかがだったでしょうか？またリクエスト待ってます！！ (2019年2月8日 18時) (レス) id: 120fc1988f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおり | 作成日時：2019年1月20日 18時
