八話 ページ10
A視点
賑やかだなぁ、頭に声が響いて痛いなぁ、つか傷が痛い死にそう。
そんな事をぼんやり考えていると云うか思っていると、日本家屋から誰かが飛び出してくる。
とうらぶのキャラでは見た事ないな、新キャラか?とか思いながらぼんやりとその顔を見ていると、俺は気付く。
ソイツの顔が兄貴そっくりと云うか…………兄貴だ。
…………兄貴??
えっ、あの兄貴??人がけがして呻いてたら笑ってきた兄貴??
本来なら知ってる人に出会えてほっとするような場面なんだろうが、兄貴となれば別だった。
ヤバイ。こんな無様な姿してた笑われてしまう。彼奴に笑われたくない。
そんな事しか頭になかった。
因みに、この時俺の頭には俺が今鶯丸になってるとか、流石にこんな大けがだったら兄貴も心配するとか、そんな事はすっぽ抜けてた。
ただ俺と兄貴の仲が悪い事しか考えられられていなかった。。
アホだな。いやでも大けがとかとかで血が足りなかったせいでもあるかも知れないししょうがない。
うん、俺悪くない。(現実逃避)
まぁ兎に角、兄貴にこんな姿見せられないと思った俺は一期一振の腕の中で暴れた。
身体が痛んで軋むのも構わず、俺は暴れた。
まぁ病人が暴れ出すのは想定外だったのと完全に油断していたのもあってか、意外とあっさりと一期一振の腕からは逃れられた。
「なっ、鶯丸殿!?」
まぁ直ぐに捕まったんですけどねー!!知ってた!!
だがなおも俺は弱々しく抵抗する。今思えば意地張らなければ良かったのにね!!
『やめてくれ、離してくれ…………』
「如何したのですか鶯丸殿!?」
「おいおい、急に如何したんだ?」
『手入れはいい、戻る』
「戻るったってどこにだ?自分が居た部隊でも探すのか?其れとも本丸か?
心配なのはわかるがな、あとで政府に連絡入れてやるからとにかく今は休め。」
『違う。違うんだ。というか自分の部隊はない。やめてくれ。近づいてくるアイツだ。審神者か?』
「部隊が無い?じゃあ単騎で出陣してたんですか?」
「審神者…………主殿に怯えているのですかな?」
「それって…………」
やばい。もう意識が…………
光忠が何かを言っていたが、最後まで聞き取れずに俺の意識は暗転した。
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リオン♛ - 四十話の仕組み凄いですね❗ (2022年7月28日 9時) (レス) @page43 id: b70e4d72d6 (このIDを非表示/違反報告)
梨の子(プロフ) - 今更ですけど青くして調べるって押したら出てきましたよ!! (2021年7月23日 10時) (レス) id: 52f349caa9 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐教信者(サブ垢)(プロフ) - 彼岸花さん» あれ?なんででしょう……? (2018年10月24日 16時) (レス) id: 787e58ff6d (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花(プロフ) - 四十話の文字を選択で青くしても見れませんでした… (2018年10月24日 3時) (レス) id: da7e05a086 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐教信者(サブ垢)(プロフ) - 阿国さん» いえいえ、こちらこそこの作品をご愛読下さり有難う御座います! (2018年10月11日 19時) (レス) id: 787e58ff6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:豆腐教信者 | 作者ホームページ:
作成日時:2018年9月15日 19時