【文スト】転生したら兄に後戻りできないレベルで愛されてしまっているのだが。

壱 ページ13

A視点




そして問題なく、むしろ兄に言いたいこと言った上に中原さんのイケメンっぷりを見せて貰えたので上機嫌で仕事に戻る。




しかし、そうか、太宰さんがマフィアに捕まって、それでもう逃げた頃で。

それはつまりマフィアの船が沈んで、鏡花ちゃんが探偵社に入社(仮)出来る訳で………

………だから、うん、遂にギルド編の始まりかぁ………




まぁ胃の辺りがキリリと痛むのを感じる。さっきの上機嫌はどこへやらだ。




ギルド編………Ｑと仲良くなった今としては、あの惨劇を何としてでも食い止めたいところだが………




………原作改変で変な所まで変わったら怖いし、それに今更動いても物語が変わるとも思えないんだよなぁ………今までの経験からすると。

今までも変えられなかったし、いや積極的に変えようと思えなかったせいかもしれないけど。




………おっと黒の時代と兄に対するトラウマが………改めて私の過去重すぎでは？もっと楽に生きれても良いのでは？？




まぁ、いいや。うん。大変不本意だけど深く考えるのめんどくさぁーい！(思考放棄)




近い内にまたＱに会いに行ったりしよう。そうしよう。

そう考えながら私は書類の山たる地獄へと歩を進めるのであった。

そして何度目かもわからない疑問を頭に浮かべる。なんでこんなに書類って多いんだ。異能？異能なの？？

一の在庫が尽きた→←サー

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