【文スト】危険人物に生まれ変わったので生を謳歌してやろうと思った。勿論後悔も反省も全然していない。

外出が三十七回 ページ42

A視点




私はニコニコ笑いながら喫茶うずまきのドアを蹴破る勢いで開く。




『皆！久しぶり！！』



「わぁA！久し振り！会えて嬉しいよ！！」



『わぁめっちゃ元気じゃん久し振り………さっきまでの糸が突然の爆散を味わった操り人形の如き気怠さは何処へ………』




そう言いながら、探偵社員たちが屯している席へと移動する。




因みに今、ギルド戦終わった辺りである。多分喫茶うずまきが襲われる直前ぐらい。

いやね、最初は私もギルド戦見て行こうかなって思ってたよ。

でもよくよく考えたらＱの大規模異能発動巻き込まれたりしたら冗談じゃないなって………




てな訳で、国外のパトロンちに逃げ込んでたのだ。つまりギルド戦丸々カット。




私は太宰さんをどぅどぅ言って宥め、机の上にお土産を置く。




「あれ………これなンです？」



『なんかちょー高い紅茶。パトロンに貰ったけど私今紅茶の気分じゃねぇしと思って御裾分け。

あとなんか、ほら、あの、ケーキ屋にある良い箱に入ってるクッキー。

あと普通にマカダミアナッツ。安心と信頼のマカデミアンナッツ。』



「ハワイに行ってきたのかい？」



『いやイギリスですね。でもマカダミアナッツ何処にでも売ってるんで………美味しいし………』




そう言って二個ずつ貰ったお菓子の半分は乱歩さんの方に置く。乱歩さんは「わかってるね！」といって紙袋を抱きしめた。

うん、幼女かな？きゃわいい。

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