【文スト】危険人物に生まれ変わったので生を謳歌してやろうと思った。勿論後悔も反省も全然していない。

外出が三十四回 ページ36

A視点




もう頭とか痛くなってきたのでパソコンの電源をブチ切ろうとしたのだが、某露西亜人によりハッキングされているらしく電源を切れなかった。おそロシア。




『マジでふッッざけんなよオイそこのクレイジーサイコもふもふ防寒具！！』



「もふもふ防寒具って言い方可愛いですね。控えめに言って洗脳した上で自主監 禁する様にしたいです。

録音してデータ焼き増しした上でプレイリスト入りさせても良いですか？」



『何言ってんの？』



「私はそういう愛のない結末より心から愛し合う純愛か無理矢理な背徳感を味わいたいです」



『何言ってんの？』




真顔で問いかけるが二人は涼しい顔で言った言葉を一言一句違わず復唱した。違うそうじゃない。




私は頭を抱えた。もう駄目だコイツら早くなんとかしとけばよかった(手遅れ感)。




『もうやめてくれよ………マジで………これ以上崩壊しないでくれない………？

あのね、私ね、日本にはヤンデレてるハウントドック達からも逃げなきゃいけないの。

わかる？国家権力な上にヤンデレ。お前らと同類かめんどくささはそれ以上。

＝ヤバい。＝しんどい。ＯＫ？もうこれ以上しんどみを増やさないで？』



「あ、じゃあ今度ぼくが日本に行った時はついでにそいつらが動かざるを得ない事件を起こしますね」



『オーケーわかった失言だった。やめて。』



「お礼は婚姻届けでいいですよ。」



『はーいバイバイ！私これから用事あるから！！切るね！！』




そう言って紅茶をパソコンにぶっかけ部屋の隅に投げつけた。

パソコンは当然変な煙と機械音を立てて壊れた。操作受け付けなかった故の悲劇である。

外出が三十五回→←外出が三十三回

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す