【文スト】危険人物に生まれ変わったので生を謳歌してやろうと思った。勿論後悔も反省も全然していない。

外出が三十回 ページ32

A視点




私はお茶のキャップを閉めて鞄に戻し、すくっと立ちあがる。




『じゃ元気みたいだし帰るね。お大事にー』



「え、もう帰るんですか？」



『いえすいえす。え？何？寂しい？？寂しいの？？』



「早く帰って下さい。」



『塩対応！！まぁ良いけど！じゃあね！困ったら君のパトロンたる私に頼っても良いぞい。』



「パトロンいらないです」



『えぇいいじゃんパトロン居たら困らないよ。私は困ってるけど。』



「困ってるじゃないですか………」



『こまけぇこたぁ気にすんな！じゃあね！アデュー！！』




そう言ってバッグを持ち、すたこらさっさと探偵社から去る。

解釈違いじゃない敦君は大好きである。だからまぁ揶揄う意味で私はパトロンパトロン言うけど敦君がそれを受け入れたら多分泣く。めっちゃ解釈違い。ずっと否定してくれ。




で、敦君が芥川パイセンと戦ったって事は次は黒蜥蜴の探偵社襲撃(返り討ち)、からの梶井さんと鏡花ちゃんか。




………エッマジ！？鏡花ちゃん！？やったぁ！！

わぁ！やったぜ！！会いたい！クーデレ幼女とか最高では！？やば！また近いうちに探偵社行こう！！

外出が三十一回→←外出が二十九回

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す