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何故私は、正門くんに手を握られているのだろう








何故、手を引かれているのだろう……















私は、異性と手も繋いだことなかったから、





驚きのあまり言葉も失ってしまい、



されるがままだった。















私、和くんとも手は繋いだことないのに……





まさか初めて手を繋いだのが、







よくわかんないけど一目惚れしてしまった、


社内でも有名な同期





だなんて、さすがに震える












お酒がそんなに強くない私だけど、
どうしても体内にアルコールを入れたい気分だった
















正門くんに連れられてきたのは、


居酒屋。













正門「こじけん〜〜来たで〜」






小島「おー!まっさん!って、



え!?



まっさん…その子は……彼女さん!?」






正門「ちゃうよ、同期」





小島「えー!お似合いやのに。なあ!?佐野!」






佐野「え!?」





小島「まっさんの彼女さんやって」






佐野「えー!!めっちゃお似合い!!


お姉さん、可愛いです!!よかったらゆっくりしてってください!」




「あ、ありがとうございます……」



正門「だからあ!彼女やないってば。


Aちゃん、固まっちゃってるやん」











「いや、あんまり、居酒屋とか来ないので……」








居酒屋には来ない、

和くんとか高校の友達といくのはファミレスとかばっかり



だから、来ない、会社の付き合いじゃなきゃ…








佐野「お姉さんうぶだ〜〜っ!!」




小島「まっさん……ファイト」





正門「ありがとう。奥の座敷でもいい?」



小島「もちろん」








通されたのは、奥の個室の座敷










佐野「お冷ですー!Aさん?でしたっけ



おれ、佐野晶哉っていいます。仲良くしてくだい!


たくさんお話しましょ〜?」






だなんて、腰掛けてそうそう、




なかなか近めな距離感で言うから少しびっくりする




正門くんの周りの人は距離感を知らないのだろうか……





正門「もー、あんまAちゃんのこと、いじめたらあかんで」






佐野「へへっ。だって可愛ええんやもん


俺は好きっすよ」





「っえ?」








正門「ほんまなあ〜??」





佐野「へへっ。ごゆっくり〜!」











正門くんも分からないけど、




正門くんの周りの人も分からない

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作者名:m | 作成日時:2021年1月16日 3時

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