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あまりに和くんが黙り込んでるから、





不安になる







「私…なんか…し…っ?」







何かした?って言葉を遮られてしまった




それだけじゃない……





息が出来ない…



唇には柔らかい感触……






「…んっ」










やっと離して貰えたと思ったら、





次は首筋にちゅっちゅと何度も何度もしてくる…






「ん…ねえ……っかず、くん、」






大橋「…Aっ」










「…んっ。はあ。ね、ちょっと」










どこがムズムズする感覚と胸が締め付けられる感覚









世間の女の子はもう既に経験済みの事を







私は今、和くんによって経験をしているのだろう……










それも自分の家のキッチンで…。









大橋「…はあ。ごめん。」





「…んぅ。」







大橋「…止まらへん、なあ。あかん?」








この言葉が何を示すのか、



この後どんな展開になるのか、





それくらいは何となく察しがついた











けど、拒否する感情ではなく、





なんとなく、和くんになら飲み込まれたい






全てを委ねたい感情が湧いてきたから、







彼を見ると、彼の瞳に、身体に全て惹き込まれてしまうから









いっそ、惹き込まれてしまった方が楽なのかもしれないし







恋愛感情とか、男の人の気持ちとか、
理解できるようになるのかもしれない。








そう期待を胸に、






YESの返事をしたのだった

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作者名:m | 作成日時:2021年1月16日 3時

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