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チュッ
という音が部署の中に響いた。
私には理解が追いつかなかった
正門「…残業お疲れ様。無理はしたらあかんで?」
「…え、あ、うん、」
正門「じゃ。またね」
私が引き止めるまもなく、
彼は去ってしまった
私は今何が起きているのだろうか
あのリップ音が耳から離れない
女の子慣れしてるイケメンって、そういうもんなのだろうか
誰にでも優しくて、甘くて、ちゅっちゅするんだろうか
私にはやっぱりわからない……
救いなのは、チュッてされたのが。
唇でなかったこと。
ファーストキスは守られたから……
いいのか?わるいのか?よくわかんないけど。
だなんて、いくら考えても分からない。
あんなことされては仕事が手につくはずもなく、
仕方なく、キリのいいと頃まで終わらして、帰宅することにした。
コンビニでお酒や夜ご飯や適当に買って、
家に帰れば、見た事のある人が私の扉の前にしゃがみこんでいた
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作者名:m | 作成日時:2021年1月16日 3時