検索窓
今日:168 hit、昨日:89 hit、合計:1,161,450 hit

81 ページ31

.


「はい、凄く可愛らしいと思います」
「え、敬語…?三途くん大丈夫?マイキーにあれからいじめられてない?」


以前出会った時とは全くの別人となった三途の話し方に、心配するA。


「いじめてねーよ!Aの為に三途躾してやったんだぞ」
「総長のお陰で漸くAさんに近づいても良いと許可を頂いたんです」

三途はあの後、マイキーにAへの対応、扱い方等色々叩き込まれ、漸くAに近づける権利を手にしたのだった。


「よし、帰るか!エマは俺の後ろな。三途頼むぞ」
「はい。Aさん手をどうぞ」
「あ、ありがとう…」


マイキーはエマをバイクの後ろに乗せた後、Aの方を見る。


「あ!今日集会だからなA!後で家誰かに迎え行かせるから」
「はーい」


三途の後ろに乗ったAは、落ちないように三途の腰へ両腕を回す。


「…!?」
「三途くん?どーしたの?マイキーたち先行ったよ?」





三途は自身へ回されたAの腕に興奮していた。

マイキーからお預けを喰らっていた三途。やっと会えた念願のAに大興奮していたが、なんとか堪えていた。

背中へダイレクトに伝わる温もり、柔らかさは三途を昂らせるのに十分すぎた。

しかし此処で手を出すとマイキーに殺されるのは確定している為、平常心を装い返事をする。


「すいません、今から向かいます」
「はーい!よろしくお願いします!」



そう言って、三途はバイクを走らせた。
向かう先はAの家。

82→←80



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (826 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2290人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まる(プロフ) - 律さん» ご指摘ありがとうございます。訂正いたしました。 (2022年4月10日 23時) (レス) id: da53087094 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - YUKIさん» よかったです…!続編もよろしくお願いします。 (2022年4月10日 23時) (レス) id: da53087094 (このIDを非表示/違反報告)
- 90話が2つあります (2022年3月24日 14時) (レス) id: 9309c00326 (このIDを非表示/違反報告)
YUKI - 見るのが初めてだったのでよかったです。 (2022年3月1日 17時) (レス) @page32 id: 4941e1735c (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 芹奈さん» 遅くなり申し訳ございません。ご指摘ありがとうございます。訂正致しましたので良ければご確認ください。 (2022年2月3日 1時) (レス) @page16 id: 7672e7a131 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まる | 作成日時:2021年9月21日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。