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「はい、凄く可愛らしいと思います」
「え、敬語…?三途くん大丈夫?マイキーにあれからいじめられてない?」
以前出会った時とは全くの別人となった三途の話し方に、心配するA。
「いじめてねーよ!Aの為に三途躾してやったんだぞ」
「総長のお陰で漸くAさんに近づいても良いと許可を頂いたんです」
三途はあの後、マイキーにAへの対応、扱い方等色々叩き込まれ、漸くAに近づける権利を手にしたのだった。
「よし、帰るか!エマは俺の後ろな。三途頼むぞ」
「はい。Aさん手をどうぞ」
「あ、ありがとう…」
マイキーはエマをバイクの後ろに乗せた後、Aの方を見る。
「あ!今日集会だからなA!後で家誰かに迎え行かせるから」
「はーい」
三途の後ろに乗ったAは、落ちないように三途の腰へ両腕を回す。
「…!?」
「三途くん?どーしたの?マイキーたち先行ったよ?」
三途は自身へ回されたAの腕に興奮していた。
マイキーからお預けを喰らっていた三途。やっと会えた念願のAに大興奮していたが、なんとか堪えていた。
背中へダイレクトに伝わる温もり、柔らかさは三途を昂らせるのに十分すぎた。
しかし此処で手を出すとマイキーに殺されるのは確定している為、平常心を装い返事をする。
「すいません、今から向かいます」
「はーい!よろしくお願いします!」
そう言って、三途はバイクを走らせた。
向かう先はAの家。
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まる(プロフ) - 律さん» ご指摘ありがとうございます。訂正いたしました。 (2022年4月10日 23時) (レス) id: da53087094 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - YUKIさん» よかったです…!続編もよろしくお願いします。 (2022年4月10日 23時) (レス) id: da53087094 (このIDを非表示/違反報告)
律 - 90話が2つあります (2022年3月24日 14時) (レス) id: 9309c00326 (このIDを非表示/違反報告)
YUKI - 見るのが初めてだったのでよかったです。 (2022年3月1日 17時) (レス) @page32 id: 4941e1735c (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 芹奈さん» 遅くなり申し訳ございません。ご指摘ありがとうございます。訂正致しましたので良ければご確認ください。 (2022年2月3日 1時) (レス) @page16 id: 7672e7a131 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まる | 作成日時:2021年9月21日 17時