親父の娘(マルコside) ページ10
「親父…いつの間に、娘なんか…」
「グラララ、お前らと同じ家族だ。」
そう言い切る親父の顔を見て、その娘は俺達と同じ境遇を歩いてきた奴だと悟る。
「なるほどね…
んで、その娘ってのはどんな奴だよい?」
「お前ら息子と同じくらい、可愛いぞ。
いやそれ以上だな。
昔俺の事を、パパって呼んでやがった。」
「パ、パ…」
エースが隣でポロリと呟く。
「そしてエース。お前と同じで�犁瓦了勠瓩噺討个譴討い襦�
アイツの場合は本物の�犁喚瓩侶譴�入ってるんだがな。」
「本物の血…
じゃあ、絶滅したはずの鬼の末裔って事かよい?」
「そういう事だ。
今はある村に残したままだが、いつかはこの船に乗せようと思ってる。」
「それ、大丈夫なのかよい?
鬼つーことは女を狙う奴も増えてくるだろうよい?」
「なんのためにお前ら家族がいるんだ?」
「親父の家族は俺達が守る!!!そうだろ!?マルコ!!!」
「お前絶対、話理解してないだろ。」
「グラララ。
俺の娘に何かあったら守ってくれ。
お前達を信じているからこそ頼む。」
普段頼み事なんか滅多にしない親父からの頼みは俺達にとって、信頼の証の気がしてあの時は何よりも嬉しかったんだ。
━━━━
━━━━━
━━━━━━
本当に親父の家族に相応しい奴なのか見定めようとしたが…
俺にはよく分からねェよい、親父。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 227人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
文ストオタクの一般人 - うん！ふたりとも可愛いね！私が貰いたいぐｒ（（（マルコ (2023年3月16日 18時) (
レス) @page50 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
チュロス - 桜桃さん» はい、ごめんなさい。妖精姫の物語シリーズはいろいろ考えた末に消させて貰いました。温かい応援ありがとうございました。またいつか少し変えて書き直せたらいいな、と思っているので、いつか。機会がまたあればぜひお願いします。 (2019年12月3日 18時) (レス) id: 5b28331b1d (このIDを非表示/違反報告)
チュロス - yaさん» いえいえ、ありがとうございます！！！！結構前に完結したのに、読んでくれてる人がいて嬉しいです！！ヽ(；▽；)ノ 鼻水！？yaさんの鼻水はきっと綺麗です……！！！笑 (2019年12月3日 18時) (レス) id: 5b28331b1d (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - 妖精姫の物語という作品は削除なさったのですか？また見れるのを楽しみに待ってます。 (2019年12月3日 18時) (レス) id: f53004e46c (このIDを非表示/違反報告)
ya - 今更ですが、完結おめでとうございます。泣きまくって鼻水ダラダラです。（きたな） (2019年12月3日 1時) (レス) id: 890b8aa433 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：チュロス | 作成日時：2019年9月9日 17時
