温かさ ページ30
「マルコさん、ありがとうございます。」
リオン君は隣で深く頭を下げる。
「……リオン、頑張る事はいいことだ。
だが、自分の身を犠牲にはするなよい。
お前がもし、倒れた時…
誰がレオンを守るんだよい?
たった一人の弟なら�牴�いのないよう�瓩靴辰�り守れ。」
リオン君が顔を上げると、マルコさんはリオン君の頭を撫でる。
「�爐海谿幣紊呂發μ詰�だ…��
もしそう思う時が来たら、オレ達大人を頼れ。
お前達、子どもを助ける事くらい造作でもねェ。」
マルコさんがニヤッと笑うと、リオン君の目から涙がこぼれる。
ずっと自分の身を犠牲にして、頑張ってきたんだ。
本当は同世代の子と一緒に遊んだりしたいはずなのに、もっと青春らしい事をしたかったはずなのに…
一切弱音を吐かず、レオンくんのために…
必死に働いて、我慢して、笑顔を作って働いていたんだ。
「リオン君、いつでも私達を頼って?
この村の子どもたちはみんな�猜��瓩覆鵑世�ら。」
「A、さん…マルコさん…
ありがとうございます…!」
リオン君は涙を拭うと笑顔を見せる。
「ん、分かったならいいよい。」
リオン君の笑顔を見たマルコさんも、満面の笑みを浮かべる。
その二人の姿を見て、私の心はポカポカと温もりに包まれるような温かい気持ちになった。
．
「じゃあ、俺達帰りますね。」
「夕ご飯くらい食べていったらいいのに…」
一階のお店の入口で帰ろうとするレオンくんを抱えたリオン君を引き止める。
「いや、今日は俺がハンバーグ作るってレオンと約束したから…大丈夫です。」
リオン君は白い歯を見せてニヒヒッと笑う。
その笑顔は前より無邪気な笑顔で、私は少し安心する。
「そっか…じゃあ、またね?」
「マルコさん、Aさん。
本当にありがとうございました。」
リオン君はそう言い微笑むと、静かに店を出て行った。
「ふぅ…マルコさん。
私からもありがとうございま、」
「A、そこに座れ。」
マルコさんは私のお礼の言葉を遮り、後ろにあるベンチに座るように言う。
「え? えっと……うわっ、」
マルコさんは突然、私を軽々と持ち上げベンチに座らせる。
「マ、マルコさん……!?」
私が突然の事に戸惑うが、マルコさんはそんな事気にせず私の足を持ち上げブーツを脱がす。
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文ストオタクの一般人 - うん！ふたりとも可愛いね！私が貰いたいぐｒ（（（マルコ (2023年3月16日 18時) (
レス) @page50 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
チュロス - 桜桃さん» はい、ごめんなさい。妖精姫の物語シリーズはいろいろ考えた末に消させて貰いました。温かい応援ありがとうございました。またいつか少し変えて書き直せたらいいな、と思っているので、いつか。機会がまたあればぜひお願いします。 (2019年12月3日 18時) (レス) id: 5b28331b1d (このIDを非表示/違反報告)
チュロス - yaさん» いえいえ、ありがとうございます！！！！結構前に完結したのに、読んでくれてる人がいて嬉しいです！！ヽ(；▽；)ノ 鼻水！？yaさんの鼻水はきっと綺麗です……！！！笑 (2019年12月3日 18時) (レス) id: 5b28331b1d (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - 妖精姫の物語という作品は削除なさったのですか？また見れるのを楽しみに待ってます。 (2019年12月3日 18時) (レス) id: f53004e46c (このIDを非表示/違反報告)
ya - 今更ですが、完結おめでとうございます。泣きまくって鼻水ダラダラです。（きたな） (2019年12月3日 1時) (レス) id: 890b8aa433 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チュロス | 作成日時：2019年9月9日 17時
