【銀魂×REBORN】銀の刃となりて炎を灯す【始まり・日常編】

標的４５…年明けとモチ ページ48

Aside


年の明けた次の日、今は…雲雀邸の庭でモチつき大会が開かれていた



『んまんま♪』

恭「…よく食べるね」



つっても、草壁を初めとした恭弥に咬み殺されない程度の人数でモチつきをして、俺と恭弥はそれを食うってだけの大会だけどな

しょうゆ、あんこ、きな粉って言った定番はもちろん、この辺じゃ食えねーようなご当地グルメも揃ってる…



『やっぱモチ食わねーと、新年迎えられねーっての！！』

恭「…それ、おせち食べる時も言ってたよね」

『ああ…恭弥がどっからか持ってきた伊勢エビ…アレもうまかったな』

恭「アレは雲雀への貢物だよ。並盛で店を営業していくための…ね」

『ああ、アレから引っ張ってきたのか！どーりでデケーわけか』



お雑煮のモチをうにょーんしながら食えば、隣で恭弥が楽しそうに笑う…

前世じゃ、新年一発目から忙しいことが多かったけど…こんなのんびりした新年もありだよな…



恭「そういえばA、今年は着物着ないの？」

『んー…着てもいいんだけど、どこに出かけるわけでもねーから、めんどくせーんだよな…』

恭「ふぅん……僕が着てほしいって言ったら、着てくれる？」

『………急にデレんなよ、ビックリするから』

恭「？…何言ってるの？」

『いや、別に…』



急に恭弥がデレたりすっから、ビックリして思考が停止しかけたわ…


その後、何事も無かったようにまたモチを食べ始めた…けど、周りの連中がなんかソワソワしてたのを…俺は全力で無視した

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